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石田明生

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女帝 小池百合子
 六月もあっという間に終わり、七月となった。ここで一番心配なのは、香港の問題だが、今はぐっと堪えよう(歴史的要因の元はイギリス、お前だぞ!)。
 今日は、以前から書こうかどうか迷っていた、都知事小池氏に関することをちょっと書いてみよう。もとより、彼女とは何の縁もないが、石井妙子氏が『女帝 小池百合子』(文藝春秋)を最近出版したことがあまりにセンセーショナルで、どうしても一言言いたくなった。
 この本のことに関しては、六月六日の毎日新聞の9面に、当新聞社の論説委員伊藤智水氏の文が「オピニオン」として掲載され、論評されていて知ることになった。それは、まさに彼(伊藤)の言葉をそのまま引用すれば「暗たんとなる」ような内容だった。その評伝の中で小池都知事に対する怨嗟の声が聞こえてくると言っている。
 そんなことをここで書こうかどうか迷っていると、今度は六月十三日の毎日新聞の書評欄にくだんの本『女帝 小池百合子』が取り上げられている(中島岳志氏評)のを目にした。書評の題名は「民意とは、民主主義とは」となっているが、内容は彼女のカイロ大学卒業問題と「首席卒業」というハッタリ問題を多く取り上げていた。
 この場で、彼女の卒業問題を取り上げるつもりはないが、この二つの小池百合子に関する文を読んで、数年前、多分彼女が国政に進出した頃だと思うが、西武池袋線に乗車して車内で、目にし耳にしたたことを思い出す。
 昼時の空いた車内を大声で小池百合子の悪口を罵りながら歩いている中年の女性が目の前を通って行ったのだ。内容はうろ覚えだが「小池百合子に騙されるな。小池百合子は嘘つきだ。小池百合子は売春婦だ」などなど様々な表現で、未来の都知事を罵倒していた。
 当時はピンとこなかったが、小池氏の政治的な動き(「排除する」)やカタカナを多用する格好付け、時々見せる冷たさを知った今は妙に納得してしまう。
 都民ではないので直接関係ないが、選挙の行方は気になる。

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日常スケッチ | 22:51:52 | Trackback(0) | Comments(0)
ブルーギル
 図書館閉鎖中のため、最近よく釣りに行く。運動がてら、約2.5キロを時には徒歩もあるが、暑くなってからはもっぱら自転車散歩を楽しみ、別所沼公園という、公園としては規模が小さい公園に行く。その公園には名前の通り沼がどしんと真ん中にある。多分他の公園なら「池」といっているだろうが、元は周りも湿地帯だったのか、沼と呼ばれている。その沼で釣りを楽しむ。退職した去年から始めたが、こんな素人にも、20から30cmほどの鮒や50cmほどの鯉が釣れる。
 今日は真夏日になるほどの暑さだったが、沼の周りはぐるりとメタセコイアの巨木で囲まれているので、樹影でのんびり時を過ごせる。今日の釣果は25から30cmほどの鮒が4匹だったが(終わったら放す)、ここで話したいのは釣果のことではなく、不思議な光景を目撃してついつい考え込んでしまったからだ。


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日常スケッチ | 17:18:14 | Trackback(0) | Comments(0)
『小娘アネット』
 スウェーデンの民話学者アンナ・ビルイッタ・ルース女史は、今はやりの言葉で言えばまさに民話学のレジェンドと言えるでしょう。山室静氏の著『世界のシンデレラ物語』(新潮選書)を参考にして、女史の研究のさわりだけ見せてもらいましょう。
 彼女は世界中のシンデレラ話のモチーフを調べ上げて、ABCに分けていて、Bを典型的なシンデレラ話としています。そのモチーフは大体次のようです。
1. 継母といじめ
2. 超自然的援助者(母の霊、母代りの妖精、聖母)
3. 王子との出会いと靴もしくは指輪の持ち主探し
4. 結婚
5. 継母とその娘たちの処分
これから紹介しようとしているフランス、ブルゴーニュの民話は、ルース女子によると、A型に属するもので、B型になる以前の素朴なストーリーとなっています。
1. 継母といじめ
2. 超自然的な援助者と食料を与える動物(雄牛・牝牛、羊など)
3. 動物の殺害とその動物の内臓などの埋葬とそこから生える木
4. その木の果実を摘めることが花嫁の条件
5. 結婚
ちなみに、AとBの複合体もあるそうで、山室氏によれば、AとBが時代とともに合体したと言うよりもむしろその逆で、別れて純化し、B型ができたのではないかと、女史の説を紹介しています。
 最後にタイプC型は、主人公が男性となるもので、日本の『灰坊』が挙げられていますが、女史は日本の民話は参考にしていないとも述べております。

・・・小娘アネット・・・

 昔、十五歳で母親を亡くした娘がおりました。父親は翌年、ある寡婦と再婚しましたが、彼女には三人の娘がおりました。この三人ときたら仕事も手伝いもなにもせず家でぶらぶらしておりました。一方、小娘のアネットは一日中外に出て羊の番をしていました。夕方家に帰ると、休む間もなく皿洗いをさせられました。お皿を汚したのはアネットでないにも関わらずです。というのも、娘は決してお皿で食べさせてもらえなかったからです。毎朝ポケットにちっぽけなパンのかけらを入れて出かけ、家に戻らず、野原で食べていたからです。継母が丸パンから切り分けてくれた分はほんのわずかでしたので、哀れな娘はいつもお腹をすかしていました。

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翻訳 | 11:34:04 | Trackback(0) | Comments(0)
シャルル・ペローの「サンドリヨン」
 フランスの文学作品として最も有名なのは、なんと言ってもシャルル・ペローの『サンドリヨン・・・または小さなガラスの靴』ではないでしょうか。日本ではディズニーのアニメから輸入されたためか「サンドリヨン」の英語名「シンデレラ」で親しまれています。いずれにしても、意味は「灰かぶり娘」です。しかし、「シンデレラ」の作品は人口に膾炙していても、作者のペローを知っている人は、筆者の知る限り、悲しいほど限られています。それはとても残念です。なぜなら、世界中にいわゆる民話として「シンデレラもの」が普及している中で、ご存知のようにあれほどファンタジーあふれる美しい作品に仕上げたのはペローの『シンデレラ』以外にはないからです。

Charles ペロー
バリの中心、テュイルリー庭園内にあるペロー像・・・右下にいるのは「長靴を履いた猫」


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文学雑感 | 17:11:16 | Trackback(0) | Comments(0)
毎日新聞、経済面
 ずっと以前から(40年くらい前から)毎日新聞を取っている。休刊日以外は毎朝新聞を読むのが楽しみの一つだ。料理の紹介から、投書欄、スポーツ面から将棋欄、連載小説まで、可能な限りつぶさに読んでいる。が、ある一面だけはほとんどすっ飛ばしてしまう面がある。恥ずかしいことに、それは経済面だ。本当は経済のこと、諸会社のことを知らねばいけないのだろうが、株価の欄とともにどうしてもなじめない。株のことなど僕の生活の範疇にないくらいだ。だから、一生貧しいのかもしれない。
 ところが、今朝いつものように新聞を開いてみたら、驚いたことに経済面が見当たらない。第2面第3面の次は大抵経済面なのだが、「総合」という面が来ていて、次に国際面となっている。経済面がないのだ。もともと関心のない面だからなくてもどうでもいいのだが、ないとなると気になる。はて、いつからないのだろう。さっそく、昨日以前の新聞の山を調べてみると、5月3日からなくなっていた。どうしてだろう。新型コロナの蔓延、その結果の緊急事態宣言、自粛、経済活動縮小からきているのだろうか。
 不思議なことだ。
 どこかに理由を掲載しているのだろうか。

付記 今朝の朝刊・・・経済面が復活(5月8日)

日常スケッチ | 09:15:18 | Trackback(0) | Comments(0)
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