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石田明生

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初詣・・・狐の行列
 年が過ぎて、2009年が始まった。
 昨年は、マルタン夫妻やボブさん夫妻と知り合った。そういう出会いから人生は楽しくなるものだ。だから、楽しい一年だったと言えるかもしれない。でも、いいことばかりというわけにはいかない。岳父をなくしたからだ。そのお葬式の模様は、このブログに書いて、記録を残した。今頃、神様となって僕たちを見守っていて下さることだろう。
 今年はどんな年になるだろうか。幸多かれと願うのは、どなたでも同じこと。願い事であまり欲張りはすまい。無病息災を願うだけでも、贅沢かもしれない。が、毎年それだけを願っている。

大狐



 今年初めて、除夜の鐘を聞かなかったように思う。毎年、テレビ中継や近所の寺の鐘を聞くのだが、初めて真夜中に初詣に出かけたからだ。行った先は、王子稲荷神社。
 妻が、どこかで情報を仕入れてきたらしく、「王子の狐の行列を見に行きましょう」と言い出した。真夜中の零時に、王子駅の東にある装束稲荷という神社から、京浜東北線の線路の反対側にある王子稲荷神社まで、約五百メートルほどだろうか、狐の装いをした老若男女が行列を作っておまいりするのだ。
 八時頃、そばを食べ、家族三人で、恒例の年越しカルタをした後(僕は読み手兼競技者だが、夕べは20枚以上取れた。多い方だ)、十時頃電車で王子に向かった。
 駅を降りると、すぐに狐の化粧をした若者たちがたむろしているのに出会う。寒そうだが、楽しそうだ。

狐三人

 この装束稲荷の榎の下で、狐たちが集まっているのを、かつて安藤広重が絵に描いていたのを参考に狐行列を始めたものらしい。見物人たちは、「北トピア」というビルの北側ににわかに作った「キツネ村」でたき火を焚いて暖をとり、なかには一杯やりながら、行列の開始を待っている。
 我々も、道端で、寒さに震えながら、行列を待った。すると、新年の始まりとほぼ同時に、お囃子の音が聞こえ始め、幟旗がゆっくりと、本当にゆっくりとこちらに近付いてきた。行列が見えて分かったが、まるで花魁道中みたいに、噛み締めるように歩いていたのだ。

d_g@z,

 子ギツネ、大ギツネ、雌ギツネ、老ギツネ・・・さまざまな仮装の狐たちが通る。そんな中、お姫様のようにかごに乗った7・8歳くらいの女の子の狐(「神子ギツネ」と呼ばれているそうな)が、見物人たちに小さな手を小刻みに振っている様子が際立っている。それがとても可愛いので、行く先々で歓声を巻き起こす。毎年、氏子たちの家から子キツネが選ばれるのだろうか。

姫ギツネ
あら可愛い 神子ギツネだ 初詣

 行列が通り過ぎると、初詣をするために我々は急いで王子稲荷神社に先回りした。それでも参拝客たちが、すでに長蛇の列をなしていた。一時間ほど、並んだだろうか。結局、後からゆっくりやってきた狐の行列といっしょに参拝をした。
 お神楽台では、獅子舞が行なわれていた。獅子が口から「おめでとう」の垂れ幕をたれて、めでたく終了すると、行列に参加した人も、見物人たちもそれぞれ散って行く。
 王子駅で電車に乗ったのは、午前二時近かった。帰宅したのが三時頃。こんな初詣で始まった今年は、どんな年になるか。
 本年もよろしく。
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日常スケッチ | 14:39:06 | Trackback(0) | Comments(2)
コメント
リンクさせていただきました
王子狐の行列のご取材ありがとうございました。
写真はカメラの都合で別の方との共有とのことですが、会の「公式ホームページ」に勝手ながらこちらへリンク貼らせていただいちゃいました。
すみません。
今後のご発展をお祈り申し上げます。
2009-01-06 火 11:14:44 | URL | 王子狐の行列の会事務局 [編集]
王子狐の行列
拙ブログに遊びに来てくださり、ありがとうございます。楽しい行列を見物した今年は、なんとなく良い年になるような・・・
そんな気がしてなりません。
皆様のご発展をお祈りします。
2009-01-06 火 18:08:08 | URL | スキピオ [編集]
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