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石田明生

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フランス映画祭・・・「やっちゃえ! さいたま」
さいたま市では、フランス映画祭と称して、9月17日から9月24日まで大宮市民会館でフランス映画を10本ほど紹介している。一昨日、昨日と雨中にもかかわらず足を運んだ。
一昨日見た映画は『Une Éstonienne(邦題『クロワッサンで朝食を』)』(原題の意味は「エストニアの女」)と『Jappeloup(仮の邦題『ピエールとジャプルー』)』(原題は障害飛競技の馬の名前)、どちらも見ごたえのある良質な作品だった。前者では意地悪な老婆の役をかのジャンヌ・モローがあの顔つきだから当たり前だが、好演していた。また、後者は馬と騎手、ブリーダーたちのハラハラの連続もので、最後はオリンピックで終わる。実話を映画にした。
昨日の作品は、『Attila Marcel(監督Sylvain Chomet)』というタイトルだったが、邦題は『ぼくを探しに』となっていた。原題は主人公ポールが2歳の時に亡くなっている(母親も同時に)父親の名前で、作中に出ることが少ない。両親の突然死が原因で主人公は言葉をしゃべることができないまま30代となり、自分探しをするので、この邦題となったと思う。
Attilaはこの父親の型破りな性格を、Marcelは『失われた時を求めて』の作者Marcel Proustを思わせる。というのも、ポールは、マダム・プルーストという風変わりな女性と出会い、マドレーヌ菓子とハーブティーで、過去の記憶を呼び覚ますからだ。
このように書くとひどく深刻な映画かと思われるが、全く正反対の喜劇だ。監督は、複数監督の合作『Paris, jet'aime』のエッフェル塔の箇所を担当したシルヴァン・ショメ、彼が僕にとって身近なのはストロマエの『カルメン』という曲のPVを作った監督でありイラストレーターであったということだ。以下に紹介します。

https://www.youtube.com/watch?v=UKftOH54iNU


残念ながら、今日は仕事の日、フランス映画祭に行くことができない。残念だ。さいたま市の文化度、今急上昇中。 やっちゃえ! さいたま。

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映画評 | 05:55:26 | Trackback(0) | Comments(0)
映画『最高の花婿』を鑑賞する。
 ほとんど毎日家にいるので、たまの外出は楽しい。が、まだ花粉に目をやられるので、それだけがたまの外出に水を差す。金曜日の夕刊を見ていて、愉快で楽しいフランス映画が、恵比寿のガーデンシネマで上映されているのを知った。あの映画館なら、途中あまり花粉にやられることもない。というわけで、昨日3月28日、フランス映画『最高の花婿』(監督はPhilippe de Chauveron)を観に行った。
 映画館ガーデンシネマは一時期閉鎖されていたのだが、また復活したらしい。改装でもしたのだろうか(見た目そうは思えない)。とにかく、僕にとっては嬉しいことだ。この映画館は、なかなか面白い作品を上映するからだ。
 さてこの度の作品は、原題 “Qu'est-ce qu'on a fait au Bon Dieu?”(神様に何をした?)、邦題は『最高の花婿』となっていた。この邦題が示す通り、四人姉妹の婿さんが問題だ。

最高の花婿
主役のクロード役、クリスチャン・クラヴィエの演技力は抜群だ。出しゃ張るわけでもなく、
嫌味でもなく、観客を笑いの渦に巻き込む。
可能なら、DVDを買って学生に見せたい。



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映画評 | 18:15:48 | Trackback(0) | Comments(0)
映画『禁じられた歌声』を見る。
 暮れの年中行事、大掃除の合間をぬって、映画を見てきた。前から気になっていた『禁じられた歌声』というマリ共和国のティンブクトゥが舞台の作品だ(原題は『ティンブクトゥ』という)。 
 フランスとモーリタリア合作で、監督は、アブデラマン・シサコという。
 世界遺産でもある美しい町、ティンブクトゥをジハーディストたちが占領し、古いイスラム法のもと町を支配する。過激派の支配は、服装や歌やスポーツなど庶民の生活を一変させるまでに至る。愛し合って同棲生活をしていたカップルは、神の赦しを経ずに結婚した廉で石打の刑にあい、絶命する。家で仲間と歌を歌っていた婦人は40回の鞭打ち刑を受ける。美しい世界遺産を背景とした画面は、恐怖が蔓延する不条理世界に一変する。そんな状況下、町の郊外で平和に牛飼いをしている父、母、少女トヤの三人家族がクローズアップアップされる。

少女トヤの家族
左から母サティマ、父ギダン、娘トヤ・・・砂漠の平穏な家庭も時代と無関係ではいられない。


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映画評 | 17:49:58 | Trackback(0) | Comments(0)
もうひとつの Belle ・・・映画
 この度のフランス旅行の機内で映画を4本見たと言ったが、そのうち2本を紹介した。残りの2本のうち1本は生まれて初めて見た韓国映画で、題名は忘れたが、猛烈なアクションものだった。カーチェイス、銃撃戦、格闘、なんでもあれで、おそらくはその主役の俳優は有名な人だったのだろう。が残念ながら、覚えていない。
 もう1本はイギリス映画で、原題はこれまた「Belle」(2013年)だった。もっとも今度のベルは犬やペットではなく、17世紀に実在したDido Elizabeth Belleという(注1)、アフリカ系奴隷の女性とイギリス貴族との間に生まれた混血の女性の名前である。映画のテーマは、18世紀が舞台であることから、用意に察しがつくように、奴隷問題、人種差別問題である。彼女は実在の人物で、その存在そのものが、以上のテーマを十分投げかけるものであった。名門マンスフィールド伯爵家に置ける彼女の地位、立場、たとえ伯爵家の血を引いていても、それはきわめて困難なものであった。



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映画評 | 05:35:22 | Trackback(0) | Comments(0)
映画『Belle et Sébastien』
 機内で見た4本の映画の中で、どうしても語りたいのは、フランス映画『Belle et Sébastien』だ。そう、驚いたことに大韓航空にも関わらず、フランス映画を上映していたのだ。しかも、2013年制作だから、新作といってもいいだろう。ただし、字幕は英語か韓国語を選択(英語を選んだ)、台詞はもちろんフランス語だ。当然、聞き取りは難しいので、作品の完全な理解に至ったかどうか少々心もとない。
 それにしても美しい映画だった。Belle とは、『美女と野獣』のベルと同じ名前だが、ここのベルは大型のピレネー犬だ。ひょんなことで出会った少年セバスチャンが犬の美しさに感動してつけた。
 You tube に予告ビデオがある。以下をクリックしてください。

http://www.youtube.com/watch?v=lsHJK0bgyRw

http://www.youtube.com/watch?v=Cne9AtOHkXk

 二番目のデモの歌はこの映画の主題歌で、歌っているのは現在活躍中の歌手Zaz、そういえば、「驚異の歌声」という番組で以前紹介されたことがあるので、知っている人もいるかもしれない。また、二曲目の歌は L'oiseau という名曲で、Zazは淡々と歌っているが、右側にある少年少女のグループVox angeliの歌い方は、もっとドラマチックだ。一聴の価値あり。 


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映画評 | 05:45:23 | Trackback(0) | Comments(0)
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