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石田明生

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前期終了
 昨日、前期全ての講義(つまり試験)が終了した。採点の作業が残っているとはいえ、ほっとしている。
 ある女性徒の授業感想に、おだてか冗談か、はたまた単なるエールかわからないが「先生大好き! Je t'aime」と書いてあった。意図はなんであれ、こんな文言で年甲斐もなく少々胸キュンとなった。こんな一言でも、老いの身としては授業エネルギーとなる。
 (ちなみに、単位欲しさの文言でないことは確かだ。彼女は平常時ずっとトップクラスだったからだ)
 Merci pour une douce phrase, ma petite demoiselle.

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日常スケッチ | 05:39:09 | Trackback(0) | Comments(0)
ラストスパート
 七月も半ばを過ぎた。今学期もあと二週間程で終わる。真に今はラストスパートというところだ。試験問題作成、最後の最後に遺漏があってはまずいので丹念な授業準備、毎日がまるで自転車操業のようだ。だから、聖ジュヌヴィエーヴの続きがまだ終わらない状態だ。
 あとひと月したら、フランスに行っているはずだ。今年は、まずグルノーブルに行こうと思う。新婚旅行で行って以来だから、三十何年ぶりだろう。その時と同様、シャンベリーにも行ってみたい。だから、今年のテーマはスタンダールとジャン・ジャック・ルソーということになる。二人のふるさとを二人よりも歳をとってから訪ねることになるが、何かを感じたい。
 何かを感じられればいいのだが・・・

日常スケッチ | 16:54:55 | Trackback(0) | Comments(0)
森林公園・・・梅鑑賞
 快晴だった昨日、我が家から電車で1時間半ばかりのところにある森林公園で1日散策をした。この公園は非常に広大なので、歩き回っているだけで、たっぷりの足の運動になった。そもそも、最寄りの森林公園駅から公園まで約3キロもあるが、それをまず踏破して始まった散策だったのだ。
 散策の狙いは、花の少ないこの時期の貴重な花、古来愛されてきた梅の花を鑑賞することだ。梅林に近づいただけで、微かな梅の香りがする。それだけで、やってきた甲斐があるというものだ。その上、満開一歩手前くらいの梅の花が一面に咲いている。美しい花には美しい名前がついていた。

幾夜寝覚      関守
「幾夜寝覚」                  「関守」

 淡路(あはぢ)島 かよふ千鳥の 鳴く声に いく夜寝覚めぬ 須磨の関守(せきもり)         源兼昌

 淡路島も千鳥も須磨も縁のないこの埼玉の地に、花の心は和歌とともにやってきたのだろうか。桜とは違う梅の高雅さを味わう。

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日常スケッチ | 23:29:59 | Trackback(0) | Comments(0)
内視鏡手術顛末記
2月9日(木) 雪まじりの雨

 昨日は粥と素うどんとバナナだけで過ごして、ついに記念すべき日を迎えた。なぜ記念すべき日か。一日中茶と水だけを飲み一切の固形物(食物)を口にすることなく過ごしたからだ。今までこんな経験はなかったと思うし、これからもないことを祈りたい(でもあるだろうな)。もうひとつは、内視鏡による大腸のポリープ切除を受けたことだ(これは内視鏡的粘膜切除術と言うらしい)。もちろんこれも初体験だ(これからもあるだろうな)。今日一日食物が食べられないのは、もちろんこの手術のためだ。
 今朝9時に病院に入り、受付を通った後、担当の看護婦さんに病室へと導かれた。本人の気持ちの上でも、たぶん見た目もそうだろうが、けが人でも病人でもない僕の病室入りは、一泊旅行の気分だった。冷蔵庫(共同)、荷物入れ、テレビ(昔と違って無料)などなど、看護婦さんの説明もなんとなくビジネスホテルの部屋に案内されたかのようだ。事実は、ホテルのシングルどころか三人部屋で、隣には重篤そうな患者さんがいて見舞客と苦しそうに話をしているし、お隣との仕切りはカーテン一枚だし、バス・トイレなしだし、ホテルの快適さとは程遠い。ホテルの案内嬢ならぬ看護婦さんは、僕の書類を見て突然「あらっ、○○大学の先生ですか。子供が付属高校に行っています」いきなり親しそうな口ぶりになった。「ええ、でもあと2年で退職ですから、残念ながらご縁がなさそうですね」

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日常スケッチ | 21:51:35 | Trackback(0) | Comments(0)
消化器系の検査の日
 今日は消化器系の全面的検査の日だ。
 以前から、胆嚢にポリープがあるというので、成長待ちという感じで観察することになっていたのだが、体重減が気になると訴えたところ、全面的検査ということになってしまった。この病院は、前々から感じていたのだが、検査が好きなようだ。以前も、違う症状を訴えたところ、やたらあちこち回されて、検査をされるだけされてしまった。昔、子供が小学生の時、風邪をひいたので連れて行ったところ、いきなり血液検査をすると言って、血液を採取されたのでびっくりしたことがある。今思うとあれは検査好きの表れだったのだ。
 というわけで、今日は、造影検査、大腸と胃の内視鏡検査というトリプル検査を行う。昨日は、固形の食物は素うどんと粥とバナナ、飲みものは麦茶と煎茶だけ・・・
 今これを書いている朝7時、これから腸管洗浄剤を処方するするのだが、猛烈な空腹感に襲われている。そんな時妻が起きてきて、「今朝は何もないから、卵かけご飯にしようかな」独り言を言っている。空腹の頭には、熱々のご飯に溶き卵が乗った美味しそうなイメージがくっきり浮かんだ。もう少し経てば、空腹の鼻に美味しそうな匂いが入り込むに違いない。「海苔はどこだっけ?」こんな声も聞こえてきた。空腹の目に大ご馳走が飛び込んでくるだろう。タンタロスの苦しみとはまさにこのことだ(彼は飲み物も飲めなかった)。空腹は、いろいろなことを教えてくれる。
 さて、麦茶でも飲むか。

日常スケッチ | 07:25:39 | Trackback(0) | Comments(0)
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