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石田明生

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テレビをつけると・・・
 今、テレビをつけるとトランプ話ばかりだ。うんざりするが、ニュースを見ないわけにはいかない。というのも、僕が一番テレビで見る番組は、ニュースと討論番組だからだ。どうしようもない。どんな変な人でも、アメリカ合衆国大統領ともなれば、世界に対する影響力は計り知れない。
 先日、学生に何かビデオを見せようかと思い、以前テレビから録画した「BS世界のドキュメンタリー・・・ヨーロッパ、台頭するポピュリズム」(2014年1月13日放送)を家で見直してみた。イタリア、フランス、オランダの台頭著しい右翼の政党を取材した、フランスのテレビ局が製作した番組だ。エンディングは実際右翼が政権を取ったハンガリーだった。
 イタリアの「五つ星運動」を主導するベッベ・グリッロ、フランスの国民戦線を率いるマリーヌ・ル・ペン、オランダ自由党党首ヘルト・ウィルダース、これら三人の主張の巧みさとウケ狙いの大衆迎合主義を見事に浮き彫りにした番組だったが、それぞれの主張をあらためて聞いてみると、彼らが訴え、大衆を煽る言説は、インテリ支配層に対する嫌悪感(五つ星)、移民難民に対する拒絶反応及びよそ者に対する警戒心(国民戦線)、移民とりわけイスラムに対する恐怖心と警戒心(オランダ自由党)で、言うまでもない、アメリカ新大統領のそれとほとんど共通している。

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雑感 | 11:27:16 | Trackback(0) | Comments(0)
駅構内の荷物搬送
 駅のホーム上にある自動販売機の商品はどう運ばれているのか。あの缶コーヒーやペットボトルなどなどのことだ。当然中身が入っているのだから重たい。我が最寄駅では、ホームが階上にあるのだが、運び人はあの重たい商品を、なんということだ、搬送用の車に載せて階段を一段ずつ引き上げている。傍目にも大変そうだし、変な音がしてうるさい。しかも、すぐ隣にエスカレーターがある。おそらく、「うえ」からエスカレーターの使用を禁止されているのだろう。確かに、あの荷物をエスカレーターで運ばれたら、迷惑と思う人がいるかもしれない。第一、もしも荷崩れでもしたら危険でさえある。
 だからエスカレーターの使用禁止には頷けるのだが、別の場所にあるエレベーターはなぜ使用できないのか。エレベーターは、常時使われているわけではない。なぜ彼らは搬送にエレベーターを使用しないのだろうか。一度聞いてみたい(喉元まで出かかったことがあったが、階段の途中だったのでやめた)。
 もしも、会社が乗客に遠慮しているのなら、そんなことは無用だと言いたい。夏の暑い時期など、乗客側から言えば、運搬している人が大儀そうで見ているだけで辛くなる。あの人たちがかわいそうになってしまうではないか。それとも、JRが使用禁止にしているのだろうか。
 最後に、駅構内の荷物の搬送時に鳴らすあの不快な音もなんとかならないものだろうか。要するに「搬送しています。危ないですよ」という警笛の代わりだろうが、はっきり言って、うるさい。余計な配慮というものだ。そうでなくとも、駅構内は騒音だらけなのに・・・


雑感 | 19:56:36 | Trackback(0) | Comments(0)
2016年の出会いの書
 いよいよ今年もサン・シルヴェストルの夜(La Saint-Sylvestre) となった。33代ローマ教皇 Saint-Sylvestre の名がこのように大晦日に付いたのは、彼が、335年の12月31日に没したことによるらしい。ローマ皇帝コンスタンティヌスがビザンティンに遷都したために、ローマ皇帝不在のローマで、サン・シルヴェストルはキリスト者として権威を持つことができた。コンスタンティヌス帝はキリスト教を公認するミラノ勅令を発布したからだ。それまで、キリスト教は約3百年間、帝国内では迫害の対象となっていた。その嚆矢ともいうべきネロ皇帝の時代を余すところなく描き尽くした小説に今年は巡り合った。もちろん以前にネロと初期キリスト教の時代を壮大なスケールで描いた『クオ・ヴァディス』を読んだことがあったが、今年読んだ『ネロの都の物語(Neropolis)』(栩木泰訳)はそれよりもはるかにリアリスムに徹した、ローマそのものを描いた物語と言える。作者は、キリスト公認より約3百年前のネロ帝の時代とローマの町を7百ページに及ぶ分厚い文庫本2冊であたかも読者を町に生活させているかのような錯覚を与える。このようなローマについての該博な知識の持ち主はフランス人のユベール・モンテイエ(Hubert Monteilhet)という。彼は著名な推理小説作家でもあり(推理作家としてはすでに何冊か読んだことがあった)、歴史家でもある。これは、文句なく2016年に読んだ本の最高位に推薦する。ちなみに、出版は1995年だったのだから20年以上前になる。僕がよほど図書界に疎かったのか、それとも当時ほとんど話題にならなかったのか、これほどの小説を知らなかったとは! 驚きだ。ちなみにまわりのフランス文学畑の先生方に聞いたが誰も知らなかった。

ネロの都の物語
分厚い中公文庫2冊

 物語は、カリグラ帝の時代、主人公カエソの父親の没落から始まる。

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雑感 | 00:00:10 | Trackback(0) | Comments(0)
とりあえず半年
 一昨日、恐ろしい検診に行ってきた。9月、胆嚢にポリープがあるとのことでMRIの検査をしたが、その時体のある部分に癌の疑いがあるということで、再検査をすることになったのだ。いわゆる腫瘍マーカーというやつだ。その結果は、危険水域ギリギリで、結局半年後に再検査ということになった。とりあえず半年はなんとか今までどおり生きていけそうだ。
 年とともにとか加齢とか、要するに長生きをする現代人の宿命なのだろう。今毎日新聞で、「癌大国の日本」というコラムがある。これも、長寿国日本の宿命なのだろう。かつては癌を知らずに、こう言ってよければ癌にかからないうちに、人はそれなりの寿命をまっとうしていたのだ。だから、日本が癌大国だと言ってことさら騒ぐ必要はないと思う。
 が、人の死に方として、癌は避けたい病だ。願わくば、都合の良い話だと思うが、元気なままいつのまにか気づいたら他界と、いきたいものだ。

雑感 | 22:55:19 | Trackback(0) | Comments(0)
2016年フランス旅行
 長い一年が過ぎて、またフランスに行く日が回ってきた。明日、11時発のエール・フランス機で出発する。エール・フランスに乗るのは久しぶりなので、それだけでワクワクする。
 今年の旅行は前半が、フランス南西部のピレネー、バイヨンヌ、ボルドー、後半は、パリの周辺を見て歩く。前半行く予定のバイヨンヌ、ビアリッツ、サン=ジャン・ピエ・ド・ポールは初めての町々なので、期待度は否が応でも高まっている。ロメール監督の映画『緑の光線』の舞台になったビアリッツ、フランシスコ・ザビエルゆかりの地であり、巡礼の町サン=ジャン・ピエ・ド・ポール。ボルドーとサン=テミリオン、ぶどう酒好きの身としてはこれ以上ない楽しみだ。
 さてどんな出会い、どんな風景が待っていることか。
 では、行ってまいります。

雑感 | 21:11:17 | Trackback(0) | Comments(0)
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