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石田明生

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12人学級から衆院選を考える
 フランスでは、マクロン新大統領の教育対策の1つとして、小学校のクラスを12人にするというニュースがありました。この九月(新学期)からは、教育優先地域(教育に問題の多い地域)に限るそうですが、来年度からは全国で実施するそうです。小学生のいる知り合いの女性から聞くと、日本ではひとクラス30人台が普通だそうで、12人学級なんて、東の果てから見るとなんとも羨ましい限りです。確かに、12人という数は、2つに割っても、3つでも、4つでも割り切れるので、様々なグループ授業に適しています。
 また、そのニュースにはおまけがついています。1週間の授業日数を4日にするというのです。今までフランスでは、土曜日か水曜日には0.5日、つまり午前中授業をしていたのですが、それを廃止して、授業日は月、火、木、金だけにするというのです。
 この2つの対策は、子供にとって嬉しい(?)かもしれませんが、何よりも教師にとって喜ぶべきなのかもしれません。教師の労働条件が緩和されるからです。
 翻って日本を考えてみると、小学校(に限りませんが)教師の負担は相変わらずです。この度の選挙でも、「教育無償化」というおいしそうな餌をばらまく政党はありますが、「教師の負担削減」を叫んでいる政党は見当たりません。

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雑感 | 05:15:48 | Trackback(0) | Comments(0)
今日帰国
 今日(8月30日)、帰国の途につきます。今パリは7時過ぎ、これから朝食をとり、食後荷造りに入りますが、この時が何とも言えず寂しい気がします。事故にも事件にも遭わず、実に平和な旅行でした。
 しかし、細かい話は帰国してからにしましょう。今使用しているPCはタブレット型で、使い慣れていないので、元気が出ません。帰国したら、旅の喜びをじっくり咀嚼するつもりです。

雑感 | 14:23:24 | Trackback(0) | Comments(0)
明日(8/15)、フランスに出発
 明日、2週間の予定でフランスに向けて出発する。今回の旅はなんと名付けたら良いのだろう。「ノスタルジック旅行」とでもいうのだろうか。というのは、今から40年近く前に新婚旅行で辿った道を行くからだ。
 それは、ドーフィネ、サヴォワ地方だ。前者はスタンダールことアンリ・ベール、後者はジャン=ジャック・ルソーゆかりの地だ。
 スタンダールは死ぬまで生誕の地グルノーブルを好きになれなかった。父親を筆頭とする保守的なブルジョワインテリに我慢ならなかったのだ。だがパラドキシカルになるが、絶対的自由人スタンダールの形成はその環境を抜きにしてはありえないのだ。よほど父親の名字「ベール」を払拭したかったのだろうか。彼は何十というペンネームを使って、物を書いていた。自伝ですら『アンリ・ブリュラールの生涯』というタイトルなのだ。
 サヴォワの町シャンベリー郊外にレ・シャルメットという瀟洒な別荘がある。孤児同然だったジャン=ジャック・ルソーは、そこで14歳年上のヴァランス夫人と生活をする。ルソーが夫人を「ママン」と呼んでいるように、母子のような関係だった二人はやがて恋人関係に陥る。音楽家及び哲学者ルソーの人物形成に大きな影響を及ぼしたシャンベリーとレ・シャルメット、40年近く前にはそれほど関心がなかったが、今回は是非二人の心情を思い描きながら、見学したい。

雑感 | 16:11:18 | Trackback(0) | Comments(0)
若狭代議士のセンス
 今日のニュースは台風関連ばかりだったが、それ以外のニュースで、びっくりもし同時にがっかりしたのは、若狭代議士の新党設立のそれだった。新党設立そのものにいちゃもんをつけるつもりは毛頭ない、どころか立ち位置のはっきりしたインパクトのある新党設立なら大いに歓迎だ。落胆しうんざりしたのは、党名のことだ。「日本ファーストの会」にするというのだ。この党名は、小池都知事の「都民ファーストの会」の人気にあやかったのかしれないが、どうしてもアメリカ大統領のキャンペーンを想像してしまう。トランプ大統領の「アメリカ・ファースト」は、文字どおりアメリカ第一主義のことだ。つまり、他の国はどうなっても構わないが、アメリカの利益を中心に考えるという、いわば利己主義の思想だ。それをそのまま日本の政党名にするということの意味を、若狭氏は本当に考えているのだろうか。そもそも、トランプのキャンペーン文句をそのまま借用することの短慮さと愚かさに思い至らないのだろうか。
 小池都知事の「都民ファーストの会」という党名には、自民党を中心とした都議もしくは都議会から視点や利益を都民に移すという意味が込められていると思われるので、あまり違和感はない。が、それにあやかって人気を集めようと目論んでいるとするなら、若狭氏はあまりに軽薄すぎないか。聞くところによると、本当は「国民ファーストの会」にしようと思ったが、すでに存在していたので「日本ファーストの会」にしたという。「都民ファーストの会」を「東京ファーストの会」と書き換えてみれば、「国民」と「日本」との違いは歴然としているではないか。もしも「東京ファースト」なら、周辺の県にとってどれほど不愉快なネーミングになるか想像するにかたくない。
 さらに危惧しているのは、そんな利己主義的な政党名を支持する国民がもしも多数いるなら、日本国民にうんざりしてしまうだろう。自国だけの利益を追求する日本は、周辺諸国及び他国にとってまさに「日本ワースト」になることは必定だからだ。

雑感 | 18:41:12 | Trackback(0) | Comments(0)
喪に服す日
 今日2017年6月15日は、喪に服す日として、日本史に残るかもしれない。いわゆる6.15の法案可決の日として。
 ついに政府は、「中間報告」という隠し刀を使って、凶暴罪、いや共謀罪を成立させた。
 参議院の死だと野党の人は騒いでいたが、元より日本の二院制、つまり参議院は曖昧な議会であったのは確かだ。衆議院と同じように選出された国会議員で構成されるのだから、参議院の持つ特殊性、参議院の参議院たる存在理由というものがはっきりしない。戦前は貴族院だったので、その特殊性は・・・良きにつけ悪しきにつけ・・・明快だった。要するに民衆の代表ではないということだ。イギリスの貴族院は未だその形態を保っているから驚きだ。が、その存在意義は確かにあるのかもしれない。
 翻って日本の場合は、衆議院選挙に落選したので、参議院に鞍替えなどと言っている議員がいるような議会だから、存在意義は希薄だ。要するに国会議員になれれば良いということではないか。できれば衆議院議員になりたいが・・・ということは、参議院は衆議院より劣っているということか。以前参議院選挙は、全国区というものがあり、テレビの人気司会者などがトップ当選していた。当時の参議院は、衆議院との異質性をその選出方法で保っていたのかもしれない。
 待てよ! 今日ここで声を大にして言いたいのは、二院制のことではない。戦後の転換点ともなるかもしれない恐ろしい法案が成立したということだ。先のない僕にとってはどうでも良いけれど、若い人たちにとってはこれから先、重苦しい時代にならなければ良いがと願う。あの金田とかいう法務大臣の顔をよく覚えておいてもらいたい。これから悪法の適用とともに思い出される顔なのだから。

雑感 | 07:55:17 | Trackback(0) | Comments(0)
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