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石田明生

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東大・本郷から上野公園まで
11月28日(水)快晴

 休みの水曜日を利用して、西洋美術館の「ムンク展」を見に行った。が、それだけ見学して帰って来るのも芸がないので(あまりムンクを期待していなかった)、東大・本郷のレストランで昼食をとり、大学キャンパスから上野公園まで紅葉を見ながら散歩した。
 
安田
安田講堂と銀杏並木

 銀杏の黄色はイマイチだったが・・・

ヒマラヤ桜

 キャンパス内にヒマラヤ桜が咲いていた。構内の端の端なのに、この写真を撮っている間に三組の見物人がやってきた。してみると、かなり有名なのか。

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プロムナード | 19:32:56 | Trackback(0) | Comments(0)
『父の肖像』
 つい先日、四月一日締め切りの紀要論文集がやっと出版されました。七月に出る予定でしたが、なぜだか今頃になってしまいました。活字になったのを受けて、遅ればせながら拙文を以下に紹介します。ですが、長くなりますので、このブログ上には「はじめに」だけを掲載します。続きはホーム・ページに書きました。ご一読下されば幸いです(どうしても活字でお読みになりたい方はご一報下さい。抜き刷りはありませんが、コピーを送らせていただきます)。


父の肖像・・・小説『なしくずしの死』を読み解くためのひとつの試み・・・

《モーパッサンは、しばしばエッフェル塔のレストランで昼食をとったが、しかし彼はこの塔が好きだったわけではない。「ここはエッフェル塔が見えないパリの唯一の場所だからだ」と彼は言っていた。実際、パリでエッフェル塔を見ないようにするためには、無限に多くの注意を払わなければならない》(ロラン・バルト『エッフェル塔』)


《はじめに》
 ルイ=フェルディナン・セリーヌは一八九四年にパリ郊外の町で生まれた。衝撃的な小説『夜の果てへの旅』(一九三二年)でデビューし、その四年後、さらなる問題作『なしくずしの死』を発表する。その破天荒(もうすこしで破廉恥と書きそうになった)な文体は一般常識の枠組みを完全に打ち破り、あるいは完全にはみ出して、良俗とか穏和とか静謐とか、または円満とか団欒とか健康というものに価値を置く普通人の生活を脅かし、不安にする。

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文学雑感 | 18:57:25 | Trackback(0) | Comments(0)
偽装マツタケご飯
 11月5日付けの毎日新聞の「余録」に次のようなおいしいことが書かれていた。

《薄く切ったエリンギと、マツタケ風味の吸い物の素を混ぜて炊き上げれば、「偽装」マツタケご飯の出来上がり。テレビの情報番組で知り、試してみた。なるほど、の味と食感だが、本物との微妙な差が分かるほどグルメ体験のないのが、ちょっと悲しい》

吸い物.JPG


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オピニオン | 13:20:56 | Trackback(0) | Comments(0)
『レ・ミゼラブル』雑感(3)
 この、ユゴーの嗅覚に関する疑問の答えになるかどうかわからないが、貧乏学生となったマリユスが、下宿から大学(法学部)に通う途中にあるリュクサンブール公園の描写はそういう意味できわめて興味深い。

若きユゴー.JPG
若き日のユゴー(ダヴィ・ダンジェ作)
ヴィクトール・ユゴーの家所蔵

 ここは彼が初めてコゼットとその父(と彼は思っている)の存在に気付き、意識し、コゼットの方もこの美しい学生に関心を抱く物語の伏線となる重要なところだ。少し立ち寄ってみよう。

 《一年以上も前から、マリユスは、リュクサンブール公園の人けのない小道で、苗木園の柵に沿った小道で、一人の男とうら若い娘の姿を見かけた。・・・(略)・・・そこに行くと、ほとんど毎日、その二人に会うのだった。男は六十歳ぐらいだろうか、わびしそうな,気むずかしそうな様子をしていた。・・・(略)

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文学雑感 | 22:18:59 | Trackback(0) | Comments(2)

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