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石田明生

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柿の話からあれこれ
10月24日(土)

 先日、同僚の先生から柿をいただいた。まん丸い、小さな実で、たぶん子供の頃「だんご柿」と呼んでいた柿だと思う。その先生のお宅には、ふんだんになるらしいが、僕が子供の頃は、「つるっこ」という紡錘形をした小粒な柿に押されて、だんご柿はちょっとめずらしく、貴重なものだった。

夫婦柿
「いただいた柿、まるで夫婦のようだ」

 そのだんご柿、たくさんいただいたので、心いくまで味わうことができた。小さな実の割に、種が大きいので、食べる部分は少ないが、それだけにありがたさもひとしおだ。もちろん皮ごといただく。そのときの柿らしい何とも言えない味と歯ごたえは、少々オーバーだが、まるでプルーストの小説『失われた時を求めて』のマドレーヌ菓子のようだった。深い味わいだ。

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雑感 | 10:17:29 | Trackback(0) | Comments(5)
ケータイ禁止と英語の車内放送
10月18日(日)

 学期が始まり、二週間以上が過ぎた。久々電車に乗って通勤すると、やはり相変わらず「ケータイ電話をお持ちの方、優先席の近くでは電源をお切りください。それ以外はマナーモードで」という車内放送が流れていた。何となく、この注意はなくなっているのではと勝手に思い込んでいたので、奇異な感じがした。
 この夏休みは、義母が入院していたために、何度も病院に通い、院内を、病室を行き来したが、ケータイ電話に対する注意についぞ出会わなかった。それどころか、病室内でも使っている人がいたし、それよりもなによりも、電波の放射量がケータイ電話どころではない医療器具がやたらと設置されていた。そういう状況を見ていたので、何となく勝手に、電車内のケータイも解放されたのではないかと錯覚していたのだ。

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雑感 | 18:01:28 | Trackback(0) | Comments(2)
白い秋
 先日、妻の母親つまり義母をなくした。昨年の岳父に続いて連続となってしまった。
 彼女の癌が発見されたのは7月、しかも膵臓から肝臓、骨にまで転移していて、手の施しようがなかったらしい。それまで自覚症状はなかったようだ。腰や背中の痛みは、僕もそうだが、ある一定年齢に達するとあるのが当たり前で、その痛みとどうやって付き合っていくかが問題だけで、まさかそれが癌のせいだとは思いもよらないものだ。
 結局3ヶ月の闘病生活だった。7月の終わり頃、どうしても自宅に帰り、買いためたアクセサリーやバッグなど「私の宝物」を娘たちに手ずから分けたいと、主張し、自宅に帰った。そのとき義母は自分の癌が骨まで転移しているとも知らず、というか知らないからこそ、医者や看護士たちの反対を押し切って、頑固なまでに我を通した。それを子供たちは『多美子の乱』と称した。今となっては、そんな我がままこそ生きている証、『多美子の乱』が懐かしい。

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その他 | 16:36:29 | Trackback(0) | Comments(4)

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