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石田明生

Author:石田明生
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晴天に誘われて
 今日は晴天に誘われて,近くの公園に行きました。その公園は,我が家から自転車で7・8分のところにあって,桜草で有名です。
 我が住まいのある地域は、決して豊かな(リッチな)居住地ではありません。むしろ、その反対でして、みんな地味に、一日一日を暮らしているという感じの地域です。それでも30年ほど前にここに住みついた頃には、商店街には活気があり、年末には大売り出しとくじ引き,今日のような春になれば花見でお祭り騒ぎ,夏の暑いときには粗末ながら山車と神輿が街を練り歩いていました。また、町内のソフトボール大会も毎年開催されて、昔草野球をやっていたので、腕に覚えのある僕は、ショートを守って、それなりにチームに貢献したものです。大会後恒例の飲み会では、普段口をきいたことのないご近所様と知り合いになったものでした。
 そんなことは,みな昔の話です。パプル崩壊後,魔の90年代になると、歯が抜け落ちるように、店は一軒一軒なくなり,地域の活動は、先細りになり,開催されなくなってしまいました(バブルの頃は,魚屋さんや肉屋さんや酒屋さんなど、元気だった商店街の店の人たちが、自治会のさまざまな催しに寄付してくれましたが、そういう店は今ではほとんどなくなりました。薬屋の有名チェーン店とセブン・イレブンがあるだけです)。近所の公園は,いつの間にかなくなり,子供たちの声は聞こえなくなりました。若い家族はいつの間にか減ってしまったのです。どこを歩いても,子供たちの歓声が聞こえなくなりました。

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日常スケッチ | 16:51:42 | Trackback(0) | Comments(0)
久々の『ハムレット』
 昨日、シェイクスピアの『ハムレット』を、翻訳であるが、何十年かぶりに読み返してみた。学生の頃は、ただただストーリーだけを追って読んだだけだったことがよくわかった。やはり、この年になると少しは賢くなっているのだろう、以前よりはいろいろな発見があった。
 手にとった本は、筑摩書房の「シェイクスピア全集」6だ。学生の頃買った本なのでだいぶ古く,最近の訳ではまた違うと思うが,訳の荒さがまず眼についた。三神勳氏の訳だが,おそらく、筑摩全集のシェイクスピア、それも『ハムレット』訳を担当したのだから,相当の権威のある方なのだろうが・・・
 驚いたのは,ハムレットが父親や母親を「お父さん」「お母さん」と呼んでいることだ。Lord という同じ語なのに、国王を「陛下」(本当は Majesty だと思うが,クローディウスにも Lord が使われている。あるいは,王弟だと示唆しているのか)、ハムレットを「殿下」と訳し分けている割には、王太子に当たる人間が、巷の子供のように「お母さん」と話しかけている。ちなみに、作者のシェイクスピアは、ちゃんと madam と書いているにもかかわらずである。翻訳で読んだのだが、訳語の不適切さに驚いて,本当に作者もこのような「タメ語」で書いているのかと疑問を感じ,原文に当たってみたのだ。そのせいだろうか、ハムレットの年齢がとても若く感じられた。いったい何歳だったのか。実は,墓場のシーンで、墓堀りが何年その仕事をしているか訊かれて、30年と答える箇所がある。「王太子様が生まれた時からです」墓掘りが間違っていなければ、つまりハムレットは30歳ということになる。だが、芝居の中の主人公の、やることなすことはすべて、もっと若い,というよりも幼い。

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文学雑感 | 14:55:34 | Trackback(0) | Comments(0)
2020年のオリンピック招致運動
 一週間ほど前の、あの招致運動のばか騒ぎはなんだったのだろう。IOCの審査委員が訪日していたせいだろうが,ああいうのを見ると,日本はとても不思議な国に見える。
 先週は、テレビのワイドショー的なニュース番組で,常に取り上げられていたが,不思議なのは,ああいう番組に必ず鎮座している4から6人ほどのコメンテイター達の誰ひとりとして、東京オリンピックの招致に反対するものはいないことだ(ただし,すべての番組を見ていないので、見たかぎりにおいてですが)。街角で,招致に賛成か反対かのアンケートをすると、必ず10%前後の反対票があるのに、番組関係者はもちろん,ゲストのコメンテイターの誰も反対論を展開しない。心で反対を唱えてても口に出すことができないのだろうか。それとも,ゲストには必ず賛成派の人を出演させるのか。
 ビートたけしのテレビ討論では、オリンピック招致の賛成反対は討論したのだろうか。気づかなかっただけかもしれないが,テレビ欄では見かけなかった。
 また、元オリンピック選手も含めて,たくさんの選手たちも招致運動を展開しているが,ああいう選手というものは,全員賛成なのだろうか。

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雑感 | 14:41:33 | Trackback(0) | Comments(0)
阿波踊りの提案
 今日の朝刊に、すてきな提案が掲載されていた。寄稿しているのは、フランス・フィガロ紙の東京特派員のレジス・アルノーという人だ。
 彼は日本に来て一番感銘を受けたのは,否、《人生で経験したもっとも印象深い「ショー」が、阿波踊り》だと書いている。彼はその中で、《阿波踊りとは,日本の力の象徴》であり、《日本だけが、何千人ものアマチュアを動員して、いつ何時でもこのように質の高い「ショー」を繰り広げるパワーを持っている》と主張する。と《同時に,阿波踊りは日本の弱さのシンボル》、つまり、日本の海外への発信力の弱さをも露呈していると言うのだ。これほどの世界的なイベントが海外ではほとんど知られていないのがその証左らしい。彼によれば、そのイベントのおもしろさ,興味深さは、リオのカーニバルに匹敵するのに、まったく世界で知られていない。それが残念なのだ。
 そこで彼は提案する。《私は、もう一度日本が世界を驚かすところを見たいのだ。私を驚かせたように、世界をあっと言わせてほしい。1000人の踊り手を飛行機でパリに送り込んで,阿波踊りを》パリでしかもシャンゼリゼ通りで披露することを。
 彼の夢,阿波踊りで日本のパワーを世界に見せつける。なんというすてきな提案だろう。まずは,パリで,ついで、ベルリンで,ロンドンで,ニューヨークで、次々と阿波踊りの輪が広がったら・・・想像するだけでもドキドキする。
★:《》内は,2013年3月11日付け朝刊のp.6の『発言』からの引用

雑感 | 11:24:25 | Trackback(0) | Comments(0)
国立博物館で、クメール美術を見る。
 昨日は、東京上野の国立博物館に行きました。
 3月下旬並みの日和で,暖かく晴れてよかったのですが,それだけに花粉が多そうで,コンビニ強盗のようにゴーグルを付け、花粉対策を万全にして出かけました。ところが,暖かかったために、汗をかくのでしょう、すぐに曇ってしまいます。暖かいので花粉対策が必要なのに,暖かいために汗をかいてよく見えない。思いもよらぬ落とし穴がありました。スキーのゴーグルはやはりスキーのゴーグルなのですね。スキー場でしたら,ゴーグルをはずしてハンカチで拭けばいいのです。もちろん、花粉対策用でも同じことですが,その間眼をつぶっていないと、眼に花粉が付着してしまいます。油断がなりません。
 朝,稲荷寿司とマカロニサラダを作り,昼食の弁当としました。国博の平成館には弁当を食べられる休憩所があるからです。

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ベンチにひろげた弁当


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日常スケッチ | 11:14:32 | Trackback(0) | Comments(2)

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