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石田明生

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もう五月も終わりです。
 もう五月も終わりです。月日の経つのはなんと速いものでしょう。
 今、夏旅行の計画を練っています。当初、フランス西南(バイヨンヌ、ビアリッツ方面)から、スペイン・バスクに行こうと思って宿まで予約したのですが、なんとなんと、TGVの切符が買えません。というのは、iDTGVという、比較的安売りの切符(バイヨンヌ行き)二人で180€くらいのものですが、なんど予約しようとしてもはじかれてできませんでした。このiDTGVは、どうやら,日本からは直接買えないものだと、結論せざるを得ませんでした。
 そこですっぱり、保養地に行くのはやめて、ストラスブールに行くことに決めたのです。ストラスブールまででしたら,二人で66€というTGVの切符がありました。ひとり、33ユーロなら許せます。
 そこで今回の旅は、ストラスブール、コルマール、ブザンソン、ということになりました。思えば、『赤と黒』の舞台にもなっているブザンソンに、一度も行ったことがなかったのです。もっとも、そこを舞台に書いたスタンダールも一度も行ったことがなかったと言っていますが・・・


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雑感 | 17:49:50 | Trackback(0) | Comments(0)
モーパッサンの傑作
最近、モーパッサンについて講義をしたので、その抜粋をここに紹介します。

○ ギー・ド・モーパッサンGuy de Maupassant(1850 ~ 1893)
 ノルマンディー生まれのモーパッサンは、めぐまれた文学的環境のなかで育つ。すなわち、精神的な父親として大作家のギュスターブ・フロベールを、兄貴分としてゾラを持つ。文学修行は厳しい師フロベールに、文壇に出るきっかけはゾラに負うところ大である。
 中編小説『脂肪の塊Boule de suif』(1880年)で人気作家となった彼は、それから10年ほどの間に、『女の一生 Une vie』『ベラミ Bel-Ami』などの長編を5つ、300以上にのぼる中・短編小説を次々に発表する。
 晩年、といっても40歳前のことだが、彼は1889年のエッフェル塔を嫌ったことでも有名である。それから数年後、狂死する。

○『メダンの夕べ』
『居酒屋』の成功により作家としての地位を固めたゾラは、パリ郊外のメダンに家を買い、若い作家たちを集めて文学サークル的なものを作った。フロベールの紹介によりゾラの知己を得たモーパッサンもその中にいた。あるとき、ゾラが普仏戦争をテーマにひとつずつ作品を持ち寄り、『メダンの夕べ』という短編集を作ろうと提案する。ゾラ以下5人の若手作家がいた。その中で最も無名だったモーパッサンが、プロシャ軍の占領により翻弄されたある娼婦の物語を読み上げた時、聞いていた全員が感動して敬礼したという逸話が残っている。その作品こそ彼のデビュー作となった『脂肪の塊(ブール・ド・スュイフ)』である。


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文学雑感 | 11:07:38 | Trackback(0) | Comments(0)

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