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石田明生

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ミシェル・トゥルニエの死
 訃報はいつ見ても悲しい。しかも、それが思ったよりはるかに小さな扱いだともっと悲しい。先日亡くなったミシェル・トゥルニエの訃報がそれだ。毎日新聞しか見ていないので、朝日新聞のそれがどうなっているのかわからないが、偉大な作家の死は、ひいては作家の評価は日本ではこれだけのものかと、落胆せざるをえない。
 彼の著作『フライデーあるいは太平洋の冥界』を初めて読んだ時のショックはいまだ忘れない。そして、聖クリストフォロスの伝説を下敷きにした『魔王』、聖書の三賢王礼拝を豊かな想像力で物語にした『ガスパール、メルキオール、バルタザール(邦題「オリエントの星の物語」)』、現代のさまざまな問題を取り上げ、日本まで登場する小説『メテオ(気象)』、ベルベル人の少年のパリ体験を描いた『黄金のしずく』、青少年向けに書かれ、哲学的示唆に富んだ短編小説(僕はその一つ『七つの物語』邦題「親指小僧の冒険」を訳した)、ワクワクするほど面白い哲学的エッセー・・・こうして作品を思い起こすと、僕の人生の航路までもが浮かんでくる。

トゥルニエの訃報が
2016年1月19日(火)毎日新聞朝刊

 これを機会に、『フライデーあるいは太平洋の冥界』をもう一度読み返し、追悼評論を書きたい。

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雑感 | 06:07:20 | Trackback(0) | Comments(0)
上野公園散歩
 良い天気に誘われて、今日は上野公園に行ってきました。いつものように公園口から出て、西洋美術館のロダンとブールデルの作品を鑑賞し、作品を写真に収めて(何度カメラを向けたことか)、国立博物館に向かいました。さすがに三が日、普段はガラガラの博物館も人人人でごった返しております。特に、猿の干支にちなんだ、猿に関する作品の展示室はゆっくり写真も撮れないほどでした。

狂言面 猿
狂言面 猿

 見学後は、ポカポカ陽気の中、上野公園を散歩しました。せっかくの三が日でしたので、上野大仏と花園神社によって、初詣の真似事をしました。

上野公園、影絵の夫婦
 まことに都合の良い陽射しでした。「影絵の夫婦」

上野大仏     上野公園の花園神社
上野大仏と花園神社の鳥居

 楽しそうな人の賑わいは、気持ちを明るくしてくれます。遅い昼食は中華屋に入りましたが、お腹がはちきれそうなほど食べてしまいました。これを書いている今も、腹がくちく感じられます。

三日目は人恋しくて初詣

日常スケッチ | 19:14:23 | Trackback(0) | Comments(0)
謹賀新年
 新しい年、2016年が始まりました。本年もよろしくお願いします。

 昨夜は、例年の通り、年越し百人一首をしました。たった三人しかいないので、というより今年も三人でしたので、結局は息子との勝負となりました。結果は、息子48枚、妻(読み手)12枚、僕は40枚でした。大体予想通りでしたが、勝負の勘所に衰えが見え始めたことは否めません。
 先日、街を歩いていたら、鎌倉の右大臣(源実朝)の歌がふと浮かばなくなり、思い出そうと気にしていました。

世の中は つねにもがもななぎさこぐ あまの小舟のつなでかなしも   でした。

 今朝は、というよりも今年最初に浮かんだ歌は、儀同三司母(藤原道隆の妻、貴子)の歌です。なんとも刹那的なポエジーではありませんか。

忘れじの ゆくすゑまでは かたければ 今日のかぎりの いのちともがな    

日常スケッチ | 07:39:20 | Trackback(0) | Comments(2)

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