■プロフィール

石田明生

Author:石田明生
ホームページの方もよろしくお願いします。
文学雑感、旅行記、翻訳などを載せています。

■4travel

スキピオの旅行記(写真付き)もごらんください。

■最近の記事
■カテゴリー
■最近のコメント
■月別アーカイブ

■最近のトラックバック
■リンク
■アクセス解析

■ブロとも申請フォーム
■ブログ内検索

■RSSフィード
沖縄の旅(ひめゆりの塔)
 「沖縄の旅」とタイトルを書いたが、今ひとつ調子が出ない。なぜなのか考えた結果、おそらくは初めてのツアー旅行だったからではないかということに思い至った。「旅」という語が持つ語感もイメージも、指定された時間、組み込まれた売店巡り、そして何よりも予定された名所旧跡を団体で巡って歩くこととそぐわない。だからと言って、今回のツアー旅行が楽しくなかったというのではない。どころか、3泊中2泊も豪華なホテルに泊まれたし、潤沢な朝食と夕食に恵まれ、個人旅行とはまた別の楽しさ、面白さがあった。それを満喫したと言ってもいいくらいだ。
 とはいえ、旅の思い出を文章にするとなると、どうしても団体のそれではなく、自由行動時に見学した場所になるし、その時の体験になってしまう。脳のどこかにインプットされる強度が、個人旅行と団体旅行とでは違うのだろうか。というわけで、三日目の午後、初めて単独行動をして、「ひめゆりの塔」を見学した思い出から、今回の旅行記を書いてみようと思う。

 三日目は、沖縄本島の中部の恩納村のホテル(新婚旅行でもなければ泊まれないような豪華なホテル)を出発し、近くにあるけったいな「琉球村」に寄り(村見学はオプションなので、参加せず。参加しない者は土産物売り場で待たされる)、その後バスは一路首里城に向かった。首里城の見学時間はたったの一時間だったので、ほとんど駆け足。けったいな琉球村を省いていればとついついぼやきたくなる。

続きを読む >>
スポンサーサイト
国内旅行 | 18:05:17 | Trackback(0) | Comments(0)
好著『医系技官が見たフランスのエリート教育と医療行政』について
 以前ここで、『医系技官から見たフランスのエリート教育と医療行政』と書名だけ紹介しましたが、今回は、中身について少し話しましょう。これは昨年の9月に出版された本で、まさに書名通り、医系技官である«入江芙美»という方が書いたものです。この若い女性(著者紹介の項に年齢が記されていないのでわかりませんが、2002年に九大医学部を卒業、とありますから、逆算すると1978年頃の生まれ、まだ三十代の方でしょうか。巻末の写真がそのことを裏付けています)は、その教養は日仏のことに止まらず、様々な古典的教養を身につけられて、さらに海外の留学体験で培った実にバランスのとれた知性の持ち主です。
 そんな彼女が、フランスのエリート校「行政学院ENA」で学び、その体験記を細かく書いてくれました。これは、フランス学を学生たちに広めたいと思っている僕にとって、絶好の書となりました。

続きを読む >>
書評 | 11:02:49 | Trackback(0) | Comments(0)
北朝鮮のミサイル実験
 海外ニュースでは、ここ数日来、北朝鮮のミサイル実験の話題で持ちきりだ。北朝鮮が、何年ぶりかで人工衛星を打ち上げると、発表したからだ。前回の時もそうだったが、大騒ぎする理由に少しおかしなところがある。まずは、単に人工衛星の打ち上げだとしたら、どこの国もやっていることだし(もちろんその技術のある国に限るが、人工衛星そのものは様々な国が所有しているはずだ)、そんなことで大騒ぎをしない。問題なのは、多分、北朝鮮が人工衛星を打ち上げる技術を持つことなのだろう。この技術を有する国は、今テレビで見たばかりだが、たった9ヶ国しかないそうだ。ということは、もし北朝鮮が打ち上げに成功すれば10番目の国になるわけだ。ちなみに、国を打ち上げ順に並べると、ソ連(ロシア)、米国、フランス、日本、中国、英国、インド、イスラエル、イランとなる。ここで北朝鮮が名乗りを挙げるなら、韓国に対して(日本や米国にとってもだが)相当のショックを与えることになるだろう。当然人工衛星は軍事用に転用できるからだ。
 しかし、前回もそうだが、この度の騒ぎのおかしさは、日本国中、まるでミサイル攻撃を受けるかのような大騒ぎだからだ。イージス艦配備とか、迎撃ミサイルの配備だとか、まるで戦闘態勢に入ったかのようだ。北朝鮮のミサイル打ち上げは、防衛省・自衛隊にとって幸便となっているのではないだろうか。批判も非難も受けることなく、防衛省は戦闘態勢のシミュレーションをすることができるからだ。各局のニュースを見ても、たかがミサイル実験一つに、日本の反応が大げさすぎないかとは誰も言わない。こと北朝鮮が相手となると、さまざまな評論家諸氏もおとなしくなる。この度の迎撃態勢の準備に、防衛省はどれだけの予算を費やしているか。
 日本にとって、北朝鮮の人工衛星打ち上げが脅威なのはその技術の向上であって、ミサイルの破片や2段目のロケットの落下地点のことではないはずだ。自衛隊の皆さんは、大真面目にパトリオットミサイルを配備している。きっと、心の中では、こんなところに飛んで来やしない、訓練にはもってこいだがと思っていることだろう。

その他 | 13:07:17 | Trackback(0) | Comments(0)
節分を過ぎて
 昨日は節分だった。とはいえ、節分の節分らしい様子は、テレビのニュースでしか見られなくなった。子供の頃から慣れ親しんでいた風習が身近なところから消えるのは寂しい。我が家のまわりでも、かつては夕方「鬼は外」という声が聞こえていたが、今は皆無だ。それとも、皆お上品に小さな声で豆まきをしているのだろうか。我が家も、息子が家を出て、二人きりになったせいか、豆まきの声に力が入らない。それでも、一応ひと部屋ひと部屋外に向けて「鬼は外」と、以前のように声をはりあげることもなかったが、何粒かの豆をまいた。
 残りの豆を食べた。もちろん年の数とはいかないが、そのおいしかったこと。豆を食べて寝れば、翌日の今日は立春だ。名ばかりの春だが、我が家の小さな紅梅はひたむきに赤い花を咲かせている。春になるのはよいが、2月は花粉が怖い。
 そうだ、何かよいことがあっても、何かおもしろくないことが起こる。例えば、昨日報じられた「清原事件」だ。今朝の「余禄」ではないが、彼にどんな魔界があったのか。人は誰でも落ち込むことがあるだろうし、やけになることもある。そんなときどう行動するか。自殺、過度の飲酒、暴力、遊興、博打、そして薬物というわけか。幸いこの年まで、そんな魔界と縁なく来られたが、この問題はひとり清原だけのことではなく、誰でもそのクレバスの淵に立つことがある。そのときどうするか。
 今、後期の成績をつけているが、合格不合格の淵に立ち、迷うことがある。特に対象が四年生となると、合否の重さにうんざりする。今日こそ、この問題に決着をつけて、心置きなく自分の読みたい本を読み、やりたいことをしよう。
 ちなみに、目下『医系技官がみたフランスのエリート教育と医療行政』(入江芙美著・・・NTT出版)を読んでいるが、おもしろい。詳しいことは、件の合否に決着をつけてから・・・

日常スケッチ | 06:51:37 | Trackback(0) | Comments(0)

FC2Ad