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ス-パ-モデルからシンガ-ソングライターへの変身・・・カルラ・ブルーニ
 90年代、シャネル、ソニヤ・リキエル、クリスチャン・ディオールなどのマヌカンとして活躍していた、カルラ・ブルーニ(Carla Bruni)は2002年、自作の詩と曲を集めてアルバムを発表しました。すると、知性的なしゃれた詩句と、囁くような歌い方でたちまちシャンソン界のトップスターに躍り出ます。

Carla1.JPG


Carla2.JPG


《次のURLをクリックすると「Tout le monde」聴くことができます》
http://www.youtube.com/watch?v=b5en2aQAZ1Y


 イタリアのトリノの貴族の家で生まれた彼女は(1968年生まれ)、父親は作曲家、母親はピアニストというもともと音楽に恵まれた環境で育ちました。また、7歳でパリに来て、フランス人としても教育された彼女は、大学では芸術と建築学を専攻していましたが、180センチを越える長身とスタイルの良さ、そしてなによりも育ちから来る品の良さのため、在学中にモデルにスカウトされ、あらゆる雑誌の表紙を飾ることになります。
 その間も、作詞をしては人に歌ってもらっていましたが(例えばジュリアン・クレール)、モデル引退(97年)後、まわりからのすすめもあり、オリジナルのアルバム『誰かが言った(日本語題名『風のうわさ』Quelqu'un m'a dit)』を出します。これが大ヒットとなり、2004年には日本にも来ました。ご記憶の方もいらっしゃるかと思います。
 今回はその中から、『みんな Tout le monde』を紹介します。このアルバムは今は解散した「テレフォンヌ」というグループの中心メンバー、ルイ・ベルティニャックのギターの助けを借りています。もちろん彼女自身もアコースティックギターを演奏していますが、ギターは独学でものにしたそうです。このアルバムはアコースティックギターの響きと彼女の囁き声の絶妙なミックスに、人生と微妙な距離を置く彼女の詩句の美しさが相俟って不思議な魅力を放っています。
 ちなみに、彼女は現在哲学専攻の学者(ラファエルという名前の方なのでしょう。その名の歌があります)とパリのサンジェルマン辺りで共生し、子にも恵まれているとのうわさです。

『みんな』

みんなって変てこだよ、
みんなってこんがらかった心をしてるし、
みんなはご満悦の子供時代をしまってるんだ、
忘れられたポケットの奥に。
みんなって、夢の残骸と
荒れ放題の命のかけらを持っているんだ。
ある日、みんなは何かを探したんだ、
でも、みんなはその何かが見付からなかった、
でも、みんなはその何かが見付からなかった。

みんなは、当局によってたかって要求しなければいけないんだ、
孤独という孤独すべてに反対する法案を作れってね、
だれもが忘れられないようにするために、
だれもが忘れられないようにするために。

みんなは、ただ一度きりの人生を過ごしているのに、
でもみんなはそのことを思い起こさない。
人生を折りたたむ人もいるし、壊してしまう人さえもいる、
それに、人生を見ようともしない人もいるし、
それに、人生を見ようともしない人もいるし。

みんなは、当局によってたかって要求しなければいけないんだ、
どんな無関心にも反対する法案を作れってね、
だれもが忘れられないようにするために、
だれもが忘れられないようにするために。

みんなって変てこだよ、
みんなってこんがらかった心をしてるし、
みんなは、こだまの響く子供時代をしまってるんだ、
忘れられた時間の奥底に、
忘れられた時間の奥底に。
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ポップ・フランセ | 06:33:14 | Trackback(0) | Comments(2)
コメント
明生さん、写真が入るとぐっと違いますね。写真の撮り方が上手になりましたよ~(^^)v
「みんな」の歌詞ってこんな意味だったのですね。カルラ・ブルーニの歌だけ聴いているといつも眠くなりますが、子守唄のような歌詞では全くなかったのですね。
2006-04-24 月 22:55:46 | URL | コクリコ [編集]
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2006-04-27 木 02:42:10 | | [編集]
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