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『パリ、恋人たちの2日間』ジュリー・デルピー監督・主演
水曜日は、映画の割引の日、今日は恵比寿のガーデンシネマで喜劇を観て来ました。

パリ
映画館入り口


題名は『パリ、恋人たちの2日間』、監督は主演も兼ねているジュリー・デルピー。
そういうわけで、前回の『モンテーニュ通りのカフェ』に続いて、またまたパリものというわけです。


 この映画のねらいは、入れ墨だらけのくせに、少しお堅いアメリカ人のジャックが、パリジェンヌの恋人マリオンの男性遍歴や、フランス人の自由奔放や、生活習慣にショックを受けるというものだ。
 全編ほぼ笑いっぱなしという、滑稽きわまりない映画なのだが、卑猥な表現による笑いは(これが多い)、映画終了後の光の下で顔を見られたくないので、にやにや笑いしかできないのは不便だ。そういう意味ではやり過ぎの感がするが・・・というよりも、少し教養のあるフランス人がこんなにも猥雑なのかと、ジャックと一緒に驚き、あきれてしまうかもしれない。

パリの
マリオンとジャック

 ただし、興味深い点もある。
 マリオンの母親が、ジャックのジーンズにアイロンをかけたことに、ジャックが憤慨する場面は、フランス人とアメリカ人のジーンズに対する考え方の違いが見える。
 また、丸ごとのウサギを食べる昼食シーンのアメリカ人ジャックの辟易した様子や、マリオンの父親が、違法駐車をしている車に傷を付けているのに仰天するシーン(フランス人はアメリカ人ほど車を大切にしない?)、市場の肉屋で売られている丸ごとの豚を見てげんなりする様子など、少々ステレオタイプ的かもしれないが笑えるだろう。
 フランス人マリオンの会話の端々に、エコロジー問題とイラク戦争の不当性が表現され、ジャックが閉口するのも、フランスとアメリカという対立項を利用した笑いと言えるかもしれない。が、アメリカ人はみなジャックのように愚鈍なのだろうか。もしそうなら、マリオンはなぜジャックを恋人にしているのだろうか。

 少し極端すぎる、映画を見終わった印象はこれだ。
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プロムナード | 21:43:15 | Trackback(0) | Comments(1)
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2008-07-17 木 21:01:54 | | [編集]
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