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石田明生

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グリブイユ(2)
 先日、勤め帰りの電車の中でぼんやりと読んでいた本に「グリブイユ」のことを見つけてびっくりした。「グリブイユ」という単語こそなかったものの,あきらかにグリブイユのことだ。

《しかし彼等は、雨に濡れるのをおそれて川にもぐりこむ男のように、侏儒(こびと)の腕からのがれて巨人の慈悲にすがるのです》(p.107・・・傍点は筆者)

 これは、シラノ・ド・ベルジュラックの『日月両世界旅行記』(有永弘人訳・・・岩波文庫)から引用したものだ。してみると、シラノの生きていた17世紀には、このようにごく自然に使われていたということか。
 例の『フランス 故事・名句集 Trésors des expressions françaises』にも、《一五四八年の『愚者の説教』にも、「グリブイユ以上に愚かな」(plus sot(te) que n’est Gribouille)という表現が見られる》と、ある。念のために,グラン・ロベール辞典で、調べてみると,同じ表現が引用されていた。『名句集』の作者はロベールを参考にしたのかもしれない。
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その他 | 16:09:15 | Trackback(0) | Comments(0)
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