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石田明生

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コンサート『愚者たちの列車』の最後を飾るキャブレルの傑作
 今回はフランシス・キャブレルの歌、『みんなそのことを考える』を紹介します。フランシス・キャブレル(カブレル) Francis Cabrel は1953年、ラング・ドックはアジャン近くにある二千人弱の人口を持つ比較的大きな村アスタフォ-ルで生まれました。

Cabrel.JPG

 真面目人間キャブレルは現在もその村に住み続け、1989年には村会議員になっています。彼は妻となるマリエットにささげた Petite Marie (1977)でデビューし、真面目人間そのまま、ずっとマリエットと幸せな結婚生活を続け、二人の娘のパパにもなっています。




 彼の得意技は尊敬するボブ・ディランの歌を全てそらんじていることと、スペイン語が堪能なことで、スペイン語のアルバムも出しているほどです。
 2005年の『愚者たちのコンサート』に彼は出演しておりませんでしたが、この『みんなそのことを考える』はフィナーレの定番『レストランの歌』の前を飾り、素晴らしい盛り上がりを見せる一曲となっています。全員お揃いのTシャツを着て、映画『コーラス』の主役モニエ少年を先頭に「愚者たちの列車」を降りながら迫力満点で歌います。

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モニエ少年


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ミミ・マティー

 なおこの『みんなそのことを考える』は『LE TRAIN DES ENFOIRES 愚者たちの列車』に入っていますが、キャブレル本人のアルバムでは七番目となる『吹き矢 Sarbacane』に収録されています。

tout le monde2.JPG




♪みんなそのことを考える♪
作詞・作曲:フランシス・キャブレル

みんなそのことを考える
人も、天使も、ハゲタカも
もう隔たりなんか存在しない
手を延ばせばだれにでもとどく
みんなは期待する
裏庭の奥の奥にいてさえも
みんな帰りの切符を手にしたいから
愛の、愛の、愛の、愛の切符を

幸運の爆発
あなたを焼きつくし、あなたにあふれかえる幸運
でも天はそんなこと気にしない
みんなのために幸運はあるわけではないのだから
急患室にいっぱいの人たち
光のかさの下
帰りの切符を待っている
愛の、愛の、愛の、愛の、愛の切符を

ダンスをするあの天使たち
アルコールでびっしょりのあのグランドで
無限に広がるあの地下の酒蔵で
肩に髪を張り付かせ
沈黙のままに舞い上がり
曙光の中に散っていく
帰りの切符を追い求めながら
愛の、愛の、愛の、愛の、愛の切符を

前に進むあの女たち
子供と手をつないで
石を投げつけるあの子供たち
兵隊に向かって石を
負けは初めから決まっていても
重たいヘルメットに石つぶてを
そんなことすべて、帰りの切符が欲しいから
愛の、愛の、愛の、愛の、愛の切符が

人も、天使も、ハゲタカも
手を延ばせば誰にでもとどく
みんなそのことを考える
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ポップ・フランセ | 14:14:26 | Trackback(0) | Comments(2)
コメント
ビデオ、有難うございました。ようやく最後まで見ることができました。
Scipion先生おすすめのこの歌、歌詞のイメージとは全然違う穏やかな曲でよかったです。

音痴なので視覚から入るタイプなのですが、映像の美しさは歌舞伎を思いだしました。
2006-06-01 木 15:10:44 | URL | koharu [編集]
koharu さん、ようこそ「スキピオの夢」に。
そうですか、歌舞伎ですか。それは興味深いことです。このコンサート、なんども見ながらずっと考えていたのですが、きっと優れた仕掛人=演出家がいるに違いありません。選曲といい、構成、衣装、色の配合、どう考えてみても歌手の人たちの素人の知恵の寄せ集めとは思えません。もしかすると、koharu さんのおっしゃるように、歌舞伎も含めた、あらゆるスペクタクルに通暁した人がいるのかも知れません。そう思うとまた楽しくなります。
さて、次はモニエ少年がパトリックのピアノ伴奏で歌う『Qui a le droit』の訳に挑戦します。お気に入れば嬉しいのですが・・・
2006-06-03 土 23:14:11 | URL | Scipion 明生 [編集]
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