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オバマ・鳩山共同記者会見について
オバマ大統領の記者会見・・・「失念」か「おとぼけ」か

 13日、アメリカ大統領が来日した。新聞によると米大統領の来日は17回目らしい(毎日新聞「なるほどり」による)。とはいえ、今回の来日は今までとはいろいろな意味で違ってくるように思われる。
 なにしろ、あのオバマなのだから。プラハ演説でアメリカ大統領として初めて、アメリカが核を使ったことによる「道義的責任」という言葉を口にし、核の廃絶を唱えた男なのだから。
 だからこそ、日本での初の共同記者会見時にテレビに釘付けとなったのだが、そうなったのは僕ひとりではあるまい。とりわけ、代表の記者が次のような質問をした時、それに対する何らかの回答を、アメリカの国家元首から、今までの大統領よりもずっと「誠実」かもしれないアメリカのリーダーから生で聞けると思った瞬間には、日本中が耳をそばだてていたかもしれない。


《過去日本で2発の原爆が投下されたことについての歴史的意味をどう捉え、現在もそうした選択は正しかったと考えているのか》

 もちろん、記者はオバマ大統領に、質問を一つだけしたわけではない。だから、大統領は複数の質問に一つ一つ丁寧に答えていく、と、その時、
 「質問はこれだけでしたね」というようなことを言って、日本中が、広島・長崎の人たちが、それこそ固唾をのんで聞きたかった回答を略して、次に移ってしまった。なぜそのとき、件の記者は、いや、そこにいた誰でも良いから「まだ回答をいただいていない!」と叫ばなかったのか。残念でならない。と同時にそこに居合わせた無能な記者どもに腹が立った。もしかしたら、大統領は本当にうっかりしてその質問を忘れたかもしれないではないか。「誠実そうな」オバマ氏は、記者がうながしたら、誠実に答えたかもしれないのだ。
 それとも、彼が質問を忘れたのは故意にだったのか。もしそうなら、今度のアメリカ大統領もあまり「誠実そう」には見えなくなって、「おとぼけ」大統領ということになる。
 ところが、さらに驚いたのは、翌日の毎日新聞の朝刊にそのことが一言も載っていないことだ。朝刊はもちろん、夕刊もつぶさに調べたが(14日の・・・今書いている時に15日の朝刊も目を通した)、記者会見時の大統領の「失念」または「おとぼけ」について、何一つ言及されていないのだ。
 こうなると、僕の記憶が怪しいのかとだんだん不安になり、インターネットで検索してみた。するとさすがインターネット、記者会見時の先ほどの質問が載っていた(首相官邸のホームページ・・・じつは上の引用はそれをコピー・ペーストしたものだ)。が、僕が上で抱いた疑問や不審についてはだれも書いていないようだ(ネット上をつぶさに見たわけではないので、わからないが・・・追記参照)。
 それとも、これからテレビのニュースやワイドショーで、オバマの「失念」か「おとぼけ」について、話題に上るのだろうか。
 このたびの記者の質問は、戦後日本人の心の琴線に触れる最もデリケートな部分を表現している。それに対するアメリカ大統領の態度が、「失念」か「おとぼけ」かは、重大な問題だ。できたら、新聞が社説で取り上げるべきだと思うが、いかがだろうか。

追記: 今ネットを見ていたら、「薔薇、または陽だまりの猫」というブログで、僕のと似たような疑問を呈していた。少し、ほっとしている。

追記2: 次のURLのページでは、大々的に取り上げられています。それもそのはず、例の質問の仕掛人の方のだからです。

http://abirur.iza.ne.jp/blog/entry/1319865/
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雑感 | 17:47:20 | Trackback(0) | Comments(0)
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