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石田明生

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最小不幸社会を目指して・・・
 この度の菅首相の第一声は「最小不幸社会」を作ると言うことだった。最小不幸社会とはうまく言ったものだ。思わず膝を打ちたくなる。
 ロシアの文豪トルストイは、傑作『アンナ・カレーニナ』の冒頭で、「幸福な家庭はみな似たり寄ったりだが、不幸な家庭はそれぞれ不幸である」と言い、不幸な家庭を描いた。
 それならば、菅流に言うなら、「幸福な家庭はつまるところ不幸ではないのだから、勝手にやってください。不幸な家庭はみなそれぞれ不幸だと感じているのだから、そういう家庭の不幸感を少しずつ減らすことによって明るい未来がやって来る」ということになるか。だがどうやって? まずは貧乏人をなくす(貧困率を下げる)ことから着手すべきと思われるが、どうだろうか。
 幸福な人をいくら作っても、幸福の定義は常に揺れ動くから、意味がない。第一、幸福は次の幸福を望むことになり、きりがない。そういう意味で、「人を幸福にする」と主張する団体はうさんくさい。
 そういえば、この前駅前で演説していた人が「幸福を実現する」と言っていた。その団体はある新興宗教が作った政治団体だ。ひどくあやしい。どうせ「彼らの幸福」を押し付けてくるに決まっている。
 さて、菅流不幸叩き、どれほど成果を上げるか、お手並み拝見といきたい。
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その他 | 21:35:14 | Trackback(0) | Comments(0)
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