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奈良・京都の旅・・・室生寺
9月5日(日)

 桜井発 11:18 室生口大野駅着 11:37 
 駆け足見学のために少し時間が余ったので、桜井駅前のスーパー(名前は「MANEKINEKO」という)に入り,涼をとりながら、店内を見て回る。すると目に飛び込んで来た鯖の押し寿司。先ほどの干菓子で火がついた空腹感はいかんともしがたく、ついつい買ってしまう。この鯖寿司、買ったのはいいが猛烈な暑さの中で食べる気がしない。どうしようと思いつつ,近鉄線のホームに行くと,幸いにも冷房のきく待合室が設置されていた。考えることはみな同じらしくここで食べるひとが多いのだろう,ゴミが落ちていて室内があまりきれいとはいえなかった。が、そんなことものともせずに好物をぺろりと食べてしまう。とこうしているうちに列車がホームに入線し,予定通り室生口大野駅に到着する。
 室生口大野(パス) 11:50 予定のバスに乗る。
 このバス,運転手の左上にある値段表のすごさにたまげてしまった。途中まで,240円ぐらいだったが,室生寺手前あたりでいきなり300円代をとばして,400円,次に420円に跳ね上がった。結局,室生寺見学はバス代だけで往復840円なりだ。まるで観光客のふところを狙い撃ちにしているような獰猛なバスだ。

交番
室生口大野駅前の交番、なかなか質が高い。



 室生寺入り口の室生川にかかる橋の手前で昼食を食べる。580円のテンプラ蕎麦は、惨めな天ぷらと腰砕けの蕎麦の合唱だった。よく見ると,このテンプラ蕎麦、店内のメニュー表の中で一番安い代物だった。むべなるかな。

五重塔
五重塔

奥の院
奥の院まで最後の階段

 室生寺は何度か来ているが,何度見ても美しい。嵐のせいで一度倒れた五重塔もきれいに再建されていた。ここまで来ると奥の院まで足を伸ばしたくなる。実際挑戦してみた。汗は滝ツ瀬のごとく、心臓は口から飛び出しそうになりながらも、やっとのことで奥の院に達する。がほっと一息つく間があればこそ、雲行きがにわかに怪しくなり,雷鳴が聞こえて来る。さあ大変、こんな山奥で雷雨にあってはたまらない。焦る気持ちの前に立ちはだかるのは,今度は下り坂だ。笑いをやめない膝のご機嫌をとり,恐る恐る石段を降りる。一段降りるごとに,ぽつりぽつりと雨が落ちる。本降りになる瞬間,すべりこむようにバス停近くの食堂に飛び込んだ。やれやれなんとか間に合ったと、ほっとしてビールを注文する。泡の帽子をかぶったビールは、乾いたスポンジと化した五臓六腑に染み渡る。窓外に目を向けると,豪雨が室生寺を囲む山々に降り注いでいる。猛烈な暑さだったので,濡れた樹木からたちまち水が蒸発し,雲のようなもやが立ちのぼる。深山幽谷に水墨画のような世界が現出した。女人高野の面目躍如たる風景だ。

もや
室生口大野駅のホームから
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国内旅行 | 08:54:47 | Trackback(0) | Comments(0)
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