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校長のひと言
 今日の夕刊によると、ニュージーランドではビルなどの崩壊現場での捜索・救助活動の打ち切りが宣言された。被害に遭われた関係者の方達にとって、身を切られる思いだろう。残酷な現実を受け入れなければならないのか。結局、奇跡は起こらなかったのか。

 その同じ夕刊には、ほぼ犯人が特定できたからだろう、不正入試関連の記事が踊っている。その中に、《母校》という見出しがあったのでなにげなく読んでみると、驚くと同時に愕然とした。まさに母校である山形県立高校の校長の話にだ。引用してみよう。

《昨年卒業し仙台市の予備校に通う男子生徒が京大を志望しているが、投稿に関与しているかは分からない。現役の時は早稲田大を受験した。自分の学校の生徒でないことを願う》(毎日新聞夕刊3月3日)

 談話を文字にしているせいか、前半部分の話の意図はよくわからない。だが、問題なのは最後のひと言だ。《自分の学校の生徒でないことを願う》とは、いやしくも責任ある学校長の言葉とは思えない。いや、校長としてだけではない、教育者の言葉とは断じて思えない。この人は、おそらく学校の評判や世間体ばかり気にして、一応出世コースを歩いてきたのだろう。
 当該学生のしたことは、うちの学校、君の学校、彼の学校という狭い縄張り意識で論じるような問題なんかでは全然ない。山形高校の校長さん、たとえ君の学校の卒業生だからといって、君のせいだとか,君の学校の方針が悪いとか誰も言わないよ。問題はまったく別なのだ。彼は、「自分の学校の生徒でない」ことを願っているが、一体どこの学校の生徒ならいいというのか。
 一口に校長先生と言っても、いろいろな人がいるんだな。
 最後にひと言。新聞が校長の言葉を正確に伝えているという前提で書いている。もしも、そうでないなら、この校長先生は毎日新聞に抗議すべきだ。そのくらいこの発言は「最低」なのだ。

追伸 : 上記の高校は、「山形県立高校」という校名ではなく、山形県の県立高校ということらしい。
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雑感 | 18:47:48 | Trackback(0) | Comments(0)
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