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石田明生

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国家存亡の危機と思って・・・
 この前、ニュージーランド・クライストチャーチ地震について、キリストの名を持つ町なのだから、奇跡が起こり、生存者がいて欲しいと書いたばかりなのに・・・
 まったく神も仏もないものだ。クライストチャーチの日本人犠牲者のお名前がやっと判明し始めたと思ったら、日本で、東北で、その何十倍か何百倍の地震が発生した。そして、なんと言うことだろう、その直後の津波は、まるでこの世の終わりを演出するかのように、町や村を地獄絵のように変えてしまった。
 奈良は二月堂のお水取りの時期に発生したこの大地震は、まさに人々を水と火で完膚なきまでに打ちのめしてしまった。石原都知事は、昨今の人たちが「我欲」を追求するあまりの「天罰」だと言ったそうだが、もちろん大地震はそんな人の事情など意に介さず、冷徹な地球規模のメカニズムで一家団欒を、ささやかな幸せを、懸命の生活を破壊し尽くしてしまったのだ。


 新聞報道によると、この地震で我が日本列島は2.4メートルずれてしまったそうだ。そんなことを知らされると、ずっと前(僕がまだ二十代の頃だったかもしれない)、ベストセラーになった小松左京作の小説『日本沈没』を思い出す。映画化もされ、話題になったので、ご存知の方も多いだろう。作者は、小説を書いた動機について、「日本人から日本という国土を取り上げ、かつてユダヤ人が経験したディアスポラの状態にしようと思った」と述べていた(何しろ昔のことで記憶違いだったらごめんなさい)。
 地震発生の3月11日から3・4日経った今になっても余震が続くのは致し方ないとしても、その地震が長野県や新潟県を震源地としていると聞くと、我々はまるで地震の包囲網にすっぽりと入ったかのようで、何とも気味悪い。そして、だめ押しは、原子力発電所の不具合だ。もしもチェルノブイリのようなことにでもなったら、小松左京ではないが、日本人がかつて経験したことのない国外への逃亡、難民というシナリオに発展してしまう。しかし、後者の件は、自然現象でも地球規模のメカニズムでもなく人の営みの範囲内のことだ。なんとか知恵と勇気を絞り出して、このカオス化から脱出して欲しい。そのための節電・停電なら、みんな協力を惜しまないはずだ。
 いや節電・停電どころではない、この大地震の犠牲者の方達を支援するためなら、日本国民は消費税率引き上げ*や増税**などの時限立法化にも反対はしないだろう。もちろん寄付や基金など善意の支援の輪はこれから広がることだろう。だがそれだけではおのずと限りがある。政府や政治家たちは、今まさに国家存亡の危機と思って、この国難に当たって欲しい。
 権力も財力も、技術も知恵もない僕だが、僕なりにできること・・・寄付、節電、・・・をしたい。

* 消費税率引き上げを一律にすると、被災した人たちにも負担をかけることになるから、平均的な食料や衣料など、生活必需品は据え置いて、嗜好品や贅沢品を中心に税率をあげるとよい。
** もちろん被災者は証明書を発行され、免除されなければならない。

ひと言: 大地震被害者の救命や犠牲者の捜索など一連の活動終了後の寄付集めの際、AKB48やジャニーズの嵐など人気歌手たちはぜひとも一丸となって、東京ドームや武道館で巨大な支援コンサートをひらいて欲しい。できたら、どなたかテーマ曲も作って欲しい。こんな時こそ、若者たちのエネルギーの底力を見せて欲しい。
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雑感 | 05:06:14 | Trackback(0) | Comments(0)
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