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石田明生

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脱原発を叫ぶためには・・・
 一昨日(4/30)は休日だったが、仕事に出かけた。今や大学は15回という授業日数を確保するために休日を返上しているありさまだ。当然月曜日が一番多い。
 覚えておられるだろうが、一昨日は朝から気温が上がり、夏のように暑くなった。まったく最近は冬と夏の間がなく、両極端だ。いきなりの気温の変化だ。そのために、当然電車の中も蒸し暑く、むっとするような空気になっている。不思議なのは、車内の乗客たちがその蒸し暑さをじっと我慢していることだ。少なくとも、乗り合わせた車両の窓は一つも開いていなかった。さっそく、僕は窓を開けてみた。すると、五月の涼しい風が舞い込む。いくら暑いとはいえ、やはり五月だ。吹き抜ける風は気持ちよい。


 だが、これはまだよいほうだ。というのは、次に乗り換えた電車の車両にはクーラーがはいっていて、人工的に涼しくなっていた。信じられないことが現に起こっているのだ。脱原発を目指さなければ、地震大国の日本はこれからさき不安で仕方がないと思われるのに、いや短期的に見てもこの夏の電力需要を下げなければならないのに、今から電車内にクーラーを入れるとは・・・雨が降っているわけではないのだから、窓を開ければ済むものを(花粉の問題はあるかも)。
 ここ20年くらいだろうか、あるいはもっと前からだったろうか、僕の印象では、電車やバスの乗客は窓を開けなくなったような気がする。もちろんクーラーが設備されてからだと思う。
 こんなご時世だから車掌は、ケータイの電源を切れなどとつまらない放送をするよりも、窓開けの協力を願ったらよいと思う。「節電のため」と大義名分を言ってもよいし、もっと踏み込んで「脱原発を目指したい」と主張してもよい。あるいは、車内に窓開けを訴えるポスターを貼ってもよいと思う。節電の気持ちを高める効果はあると思う。
 というのは、土曜日に学校に行って驚いたのだが、一時間目の授業で教室に入ると、なんと暖房がはいっていたのだ。むっとする暑さ。すぐに管理室に電話をして、暖房を止めた。実を言うと、もう少しで管理室の人を怒鳴るところだった。それほど腹が立ったのだ。こんな時期に暖房なんて。
 というようなことを学生たちに言うと、一人の女子学生が恐る恐る「すみません、わたし風邪を引いていて寒かったものですから、暖房をつけるように電話しました」。
 見るとたしかに薄着だ。「風邪を引いているとわかっているなら、家をでるときから一枚よけいに着てきなさい」と注意した。
 車内の窓開けも、衣服の着方も、自分でなんとかなるものだ。もしかすると節電以前の問題のような気もする。先々週あたりでは、一時間目に教室に入ると暖房が効いていたことが何度かあった。いずれも学生が勝手につけたものだ。高い授業料を払っているのだから、その分施設・設備等を使ってやろうという気持ちはわかるが、もう少し我慢がほしい。授業料のもとを取ろうとするなら、学校の留学制度などを利用して、助成金を手に入れたり、図書館を利用したり、教師を捕まえて質問攻めにしたりして学問・自己形成に役立たせて欲しい。
 車内の節電呼びかけは、あまり関心のない学生たちに知らしめるのにも効果が出る筈だ。ちなみに、学生たちは教室の窓の開け閉めもほとんどしない。室温はもっぱら冷暖房機の調節に頼っている始末だ。このままだと、脱原発はおぼつかないような気がする。
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雑感 | 06:13:46 | Trackback(0) | Comments(0)
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