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石田明生

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省エネ対策
 明日は衆院選の投票日だ。我が選挙区も大勢の立候補者が乱立して,その政策や党の基本方針を表明している。その中で,たいていの党は,というかすべての党がと言っても過言ではないと思うが,原発からの段階的脱却もしくは即時脱却を謳っている。要するに,エネルギー縮小に向かわざるを得ないことを誰しもが認めているわけだ。
 それならば,僕にとってひどく不満なのは,どの党も具体的な省エネ対策を打ち出していないことだ。原発をやめるということは、これからのエネルギー問題と即直結することだ。この夏に原発稼働なしに何とかなった,と言う問題ではない。もっと安定的に長期的に、原発なしのエネルギー政策をとらなくてはならない。そのためには、日本の国が陥っているエネルギーの過剰消費のことを取り上げなくてならないはずなのに・・・
 この夏、フランス旅行で田舎をドライブしたが,驚いたのは,どんな交差点も信号機がないことだった。「ロン・ポワン方式」と通常呼ばれている、一方通行で徐行しながら交差点を通過する方式に、たぶんすべてなっているのだ。あの大凱旋門のあるエトワール広場の12の交差点ですら,信号機なしで可能なのだから,他も推して知るべしだ。


 要するに,僕は,この日本列島が、フランスのように信号機を極力避けた状態にしたらどうなるのかと想像してみたいのだ。いたるところにある車用の(歩行者用はもちろん必要だ)信号機がなくなったら、どれほどの電気が使われなくてすむのだろうか。逆に言えば、一晩中作動し、時にはほとんど車通りのない交差点でも点滅や赤黄緑をくりかえす信号機は、どれほどの電力エネルギーを消費しているのだろうか。専門家ではないもどかしさがある。専門家なら,しっかり計算して提示できるのに。
 だから,この度の選挙に期待したのだ。どこかの党が「ロン・ポワン方式」を公約にして、信号機が消費する総電力を計算してくれればと思っていたし,その数字をもとに,信号機の見直しについて議論が巻き起こればよいのにと思っていた。残念だ。
 また、一晩中営業している全国のコンビニの消費電力も計算して欲しい。深夜営業のコンビニは、利用している人にとっては便利かもしれないが,あの明々として過剰なまでの店内の照明を見るにつけ,消費している電力を考えると溜め息が出てしまう。立候補者はそういうことを選挙運動の俎上に載せることはひどく不利なので黙っているのだろうか。
 同様に,同僚の先生から指摘されたことだが,いたるところにほとんど用もなく設置されている自動販売機の電気はどれほどの量だろうか。これを制限するように訴える政治家はどうして出て来ないのだろうか。
 先日は,池袋駅のホームで奇怪な印を見た。それは、ホームからコンコースに下ることのできるエレベーターに貼られていた、「→」と下りエスカレーターの絵だ。つまり、「下りエスカレーターはあちら」という意味なのだろうが,どんな人が、エレベーターよりも下りエスカレーターのほうがよいと思うだろうか。老人,車椅子の方,松葉杖の方、眼の不自由な方、どなたにとっても下りエスカレーターは危険きわまりないものではないだろうか。
 エレベーターが設置されているにもかかわらず、健常者が元気よく利用しているだけの下りエスカレーターがどれほどの電力を消費していることか。そんなことを問題にしている政治家も聞いたことがない。

 こう考えながらの総選挙、気の重たいことだ。
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雑感 | 04:45:23 | Trackback(0) | Comments(0)
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