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JE SUIS CHARLIE.
 2015年は、フランスにとって、そしておそらくは世界にとって厳しい、悲しい年になりそうだ。言うまでもなく、7日に起こったテロ事件のことだ。フランスがテロの標的になっていることは、誰でも思っていたが、それにしてもこんなことになろうとは・・・
 日本でもかつて朝日新聞に「赤報隊」を名乗る何者かが記者を射殺するという悲惨な事件があったが、共通しているのは、表現の自由を暴力で封じ込めようとする卑劣さだ。表現の自由は、人民が苦労に苦労を重ねてやっと手に入れた権利だ。とりわけフランスでは、数回の革命を経て、文字通り血で血を洗う苦難を乗り越えて獲得した何事にも代え難い権利だ。
 そのためだろう、今日のパリでのデモンストレーションは、あの壮大な人のつながる光景は人々の心に感動を与える。なんと160万人とも報道されている。フランス全土だけでも350万人、世界中の都市を入れたら何人になることか。「私はシャルリ」は今や抗議と闘争と感動の発露だ。フランスの slameur(Slamを歌う人) Grand Corps Maladeのslam «Je suis Charlie» は、静かに語りかける怒りと連帯のポエムだ。

https://www.youtube.com/watch?v=U2a79-0QuGo


 内容は拙い訳だが、以下の通り。

「俺はシャルリ」

2015年1月7日、寝る気がしない
筆をとりたいのだ、今晩俺はシャルリだから
自由の職人たちが自ら運命に遭遇した
今晩彼らのために書こう、俺は絵が描けないから
同じ思いの6千6百万人になろう
彼らのインクのカートリッジが決して空にならないように
消えることのないインクのシミを残そう、未来の人が知れるように
彼らの才能と勇気が我らの記憶の中だけで生きるのではないことを
作家、作詞家、漫画家、図案作家
音楽家、詩人、画家、そして彫刻家
有名人、無名の人、専門家、そして素人の人たち
この高揚感がツイッター上よりも遠くへと広がるようにしよう
人たちが表現の自由を守るために死んだ
けれども彼らの思いは、輝かねばならない、どんな圧力にも屈してはならない
名誉と傲慢の入り混じった愚民化政策に抗して
彼らの戦いに意味を持たせるために鉛筆を持とう
人間に痛みを感じる、どうしてこんな事態になったのか
このばか騒ぎの中で迷子になった友愛精神がアカペラで歌っている
野蛮が尊厳のあとを全く残さず大きくなる
2015年に世界は人間性をかなぐり捨てた
俺はシャルリ
俺はシャルリ
俺はシャルリ
俺は
せめてこれからの数ヶ月が俺に嘘をつかせてくれるなら
せめてこの下劣なドラマが俺を成長させてくれるなら
願わくは、みんな集まり一緒に平和を思わんことを
何が起こっても、俺はペンを持つ。俺はシャルリなのだから
俺はシャルリ
俺はシャルリ
俺はシャルリ
俺は

 Grand Corps Maladeに限らず、Patrick Bruelも、Nolwenn Leroyも、Julien Clercも、たくさんのミュージシャンたちが、歌で追悼と連帯を呼びかけている。こんなところにフランスの底力を感じることもできるのだが・・・
 JE SUIS CHARLIE.
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雑感 | 22:18:07 | Trackback(0) | Comments(0)
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