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石田明生

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初めての検査
 昨日の朝一番で病院に直行した。受付で「寒いと紫斑ができる」旨を訴えると、循環器科に行くよう指示される。循環器科のドアの前で待つこと10分程、名前を呼ばれて中に入る。小栗という名の医師が僕を出迎えた。愛想はあまり良くない。荷物を置き、症状を身振りを交えながら、というよりもズボンを下ろしたり、袖をまくったりして、紫斑を見せようとしたが、残念なことにあまりはっきり出ていない。暖かい部屋で待っているうちに、なくなってしまったのだ。相手はもとより僕の診察に興味がなさそうで、検査のことばかり話をする。そこで、検査は望むところなので、「お願いします」と言うと、心臓の写真を取り出して、このように動脈などがはっきり映せる検査があるが、経験があるかと聞かれた。「ありません」と答えると、一度やってみたほうがよいと軽く薦めるではないか。軽く薦められるので、軽く承知の旨伝える。すると、「検査承諾書」なるものにサインをし、提出するように、言って来た。みると、「冠動脈造影CT検査」とある。ちらりと読むと「検査はもちろん、その前後においてもいかような事があっても何ら異議は申しません」と書かれている。なんだか、とんでもない検査のような気がして来て、近くの看護婦に、「この検査、命がけなのですか。こんなことが書かれていますが」と尋ねる。すると「いや、大したことありません」と涼しい顔。渋々、サインをしたが、しながら、これなら近くの町医者のほうがよかったかな、と後悔の念が湧いてくる。何しろ、肝臓の検査をしてもらえばよかったのだから。


 まずは、検尿。次は別の棟(検査病棟)に行って、待つこと一時間以上、なんだか恐ろしい部屋に招じ入れられた。機会仕掛けのベッドに、そのベッドがすっぽり入るようなトンネル。若い検査技師とおばちゃんの助手が手ぐすね引いて待っている。言うわれるままにベッドに横たわり、右腕に注射され採血され、そのまま造影剤を注入する。「手足が熱くなり、下のほうで漏らしたような気がします。でもそれは本当ではありませんから、ご安心ください」おばちゃんは、何十回も、何百回も繰り返しているに違いないセリフを読み上げるように言う。そうこうするうち、本当に手足の先が熱くなり、下のほうで何かを感じた。ほんの数分だったのだろうが、30分もしていたような、居心地の悪さを感じた。終了した時は正直なところほっとした。
 すると次は別の病棟で、両手足のサーモ写真とでもいうのだろうか、手足の熱の写真を撮る。これは若い女性カメラマン(看護師?)がやってくれた。パンツ姿を見られたのは年甲斐もなく少々恥ずかしい思いがしたが、わりかし和気あいあいとした雰囲気だった。つぎに、エコーによる心臓検査、ジェルを塗った機械をやたら心臓に押し付ける。彼は、というのは若い検査医だったからだが、やたら僕にくっついたまま、心臓をぐりぐりするので、恐ろしくなった。裸の心臓をもろに触られるのがこれほどいやなことだったとは。また、体が密着しているので、男の筋肉が、僕に触れてぴくぴくしているのもいやだった。さらに、終わったあと、彼は熱いタオルで体についたジェルを拭いてくれたのはよかったのだが、そのぞんざいな荒っぽさと言ったら、痛みを感じる程だった。次に隣のベッドで心電図をとったが、そこで待っていたのは、愛嬌のある若い女性看護師だった。
 結局、全て終了したのが正午を過ぎていた。おまけに、CT検査の時にした採血が失敗したらしく(おばちゃんめ!)、もう片方の腕で、採血のし直しまでした。担当した肉付きのよろしい看護婦は盛んにすみませんを連発していたが、もちろん彼女の所為ではない。支払いのときには午後1時を過ぎたから、まる4時間病院にいたことになる。ちなみに、検査料22,590円なりと言われたときには、ぐらりとしてしまった。あの小栗という医者は、検査を薦めたときに検査料のことはおくびにも出さなかった。どちらでもというような検査の場合は、検査料のこともひと言いうべきではないか。帰り道は、なんだか詐欺にあったような気分だった。
 さて、結果は来週の月曜日だ。とはいえ、CT検査で、何か早期発見でもしたら、詐欺どころではなくなってしまうが・・・
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日常スケッチ | 15:14:23 | Trackback(0) | Comments(0)
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