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石田明生

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原爆のこと
 一昨日は広島に、明日は長崎に、原爆が落とされてからちょうど70年、マスコミもその関連のニュースでかまびすしい。
 さきほども、ケネディー大使と一緒に、アメリカの核軍縮担当者(名前は忘れた)が画面に現れた。両人ともに、広島の追悼式に出席したし、明日の長崎の式にも出席するらしい。以前のようなアメリカの出席ゼロからすれば、少しずつでも原爆を投下した側の態度の軟化がうかがわれる。
 その担当者が、核軍縮の展望について日本人記者に問われて、「日本は、世界への核軍縮に向けて、最良のパートナーだ」というように答えていた。もちろんそうだろう。日本は唯一の戦争被爆国なのだから、その発言にも他国と比べるとはるかに重みがある。だが待てよ。日本をそういう特別の国にしたのはどこだろう。インタビューに答えている他ならぬアメリカではないのか。つまり、アメリカは日本を被爆国にして、被爆国の日本を頼りにしているということか。アメリカは、唯一の核保有国だったなら、核兵器の廃棄についておくびにも出すまい。だがこの世界の現状では、核軍縮に率先して向かいたいのだろう。日本が唯一の戦争被爆国であるのと同様、アメリカは唯一の核兵器行使国であることを忘れてはならない。まして、二度目の長崎に対しての投下は、壮大な生体実験だったと言えるのではないだろうか。
 「最良のパートナー」と言う前に、ひと言「意に反して」とか「望んだわけではなかったが」とか「時代が悪かったので」とか、とにかく申し訳なさそうに、何か言ってほしかった・・・ないものねだり(demander la lune)とはこのことか。
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雑感 | 07:11:08 | Trackback(0) | Comments(0)
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