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石田明生

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21世紀の新しい戦争
 パリで、恐ろしい事件が起こった。カフェやレストランでくつろいでいた市民に向けて、自動小銃を乱射したのだ。コンサート・ホールで観客に向けても乱射し、爆弾を爆発させた。今までも、彼らはいたるところで自爆テロを強行してきた。ついに、ここまで来たか、という思いだ。彼らはシリア空爆をやめない限り、フランス人は安心して暮らすことはできないと宣言している。つまり、これからも無差別テロをするということだ。オランド大統領の言うように、これは戦争状態に入ったということか。それなら、今までとは全く様相を変えた新しい戦争と言える。


 今日のニュース番組を見、解説者の物言いを聞いて、不思議に思ったのは、今回の現場が日本人もよく行く、渋谷のような繁華街だとか、旅行者も多い地区だとか言われていることだ。僕の印象では、今回の現場はどこも、むしろ観光客が少なく、地元のフランス人の多い地区のように思われる。どちらかといえば、若者の街か。そういう意味では渋谷的かもしれないが・・・
 犯人は、車の窓から自動小銃をカフェやレストランに向けて乱射したという。もしフランスのみならず世界中を震撼させたいなら、彼らはシャンゼリゼ通りやオペラ通り、あるいはデパートの並ぶオースマン通りでもできたはずだ。どうしてしなかったのか。それが不思議だし、最初に浮かんだ疑問点だ。警備がきつかったから、というのは当たらない。というのも、この夏も歩いたが、車からの銃撃ならいとも簡単にできそうに思われるからだ。

 そんなことからどうしても不安になるのは、今回の犯行はまだ警告に過ぎないのではないかということだ。犯行声明にあるように、フランスが空爆を続けるなら、さらにテロをエスカレートする用意があるのではないか。本気になれば彼らは、シャンゼリゼどころか、小学校ですら襲うかもしれない。
 フランス人すべて、フランス人の生活すべてが標的となるならば、これは防ぎようがない。とはいえ、とはいえ、テロに屈するわけにはいかない。シリアやイラクでのISの活動を見て見ぬ振りするのは、(人類に対し)責任ある国家としてできるわけがない。大量の難民を吐き出す国とは、到底国家とは言えないからだ。
 こういったことは、もちろんフランスだけの問題ではない・・・テロで幕開けした21世紀世界に突きつけられた、かつて経験したことのない深刻な問題であることは確かだ。
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雑感 | 22:12:47 | Trackback(0) | Comments(0)
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