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石田明生

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明日(8/15)、フランスに出発
 明日、2週間の予定でフランスに向けて出発する。今回の旅はなんと名付けたら良いのだろう。「ノスタルジック旅行」とでもいうのだろうか。というのは、今から40年近く前に新婚旅行で辿った道を行くからだ。
 それは、ドーフィネ、サヴォワ地方だ。前者はスタンダールことアンリ・ベール、後者はジャン=ジャック・ルソーゆかりの地だ。
 スタンダールは死ぬまで生誕の地グルノーブルを好きになれなかった。父親を筆頭とする保守的なブルジョワインテリに我慢ならなかったのだ。だがパラドキシカルになるが、絶対的自由人スタンダールの形成はその環境を抜きにしてはありえないのだ。よほど父親の名字「ベール」を払拭したかったのだろうか。彼は何十というペンネームを使って、物を書いていた。自伝ですら『アンリ・ブリュラールの生涯』というタイトルなのだ。
 サヴォワの町シャンベリー郊外にレ・シャルメットという瀟洒な別荘がある。孤児同然だったジャン=ジャック・ルソーは、そこで14歳年上のヴァランス夫人と生活をする。ルソーが夫人を「ママン」と呼んでいるように、母子のような関係だった二人はやがて恋人関係に陥る。音楽家及び哲学者ルソーの人物形成に大きな影響を及ぼしたシャンベリーとレ・シャルメット、40年近く前にはそれほど関心がなかったが、今回は是非二人の心情を思い描きながら、見学したい。
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雑感 | 16:11:18 | Trackback(0) | Comments(0)
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