■プロフィール

石田明生

Author:石田明生
ホームページの方もよろしくお願いします。
文学雑感、旅行記、翻訳などを載せています。

■4travel

スキピオの旅行記(写真付き)もごらんください。

■最近の記事
■カテゴリー
■最近のコメント
■月別アーカイブ

■最近のトラックバック
■リンク
■アクセス解析

■ブロとも申請フォーム
■ブログ内検索

■RSSフィード
『私の哲学』・・・Amel Bent
 大学で心理学を勉強しようとしていた、歌好きの少女の運命を変えたのは、テレビ番組 Nouvelle Star だった。2004年にそこで3位となった19歳のその少女は、幸運にもその年の11月にアルバム『夏のある日 un jour d'ete』をリリースできた。その中に強烈な爆弾のような曲「私の哲学」が収録されていた。
 アルバムは爆発的に売れ、たちまち50万枚を突破する。

表紙.JPG
アルバム『夏のある日』の表ジャケット

 その少女の名はアメル・ベント Amel Bent、アルジェリアとモロッコ系の両親をもち、パリの北東の町「ラ・クールヌーヴ La Courneuve」で生まれ育った(1985年生)。


 ある時はパンチの効いた、ある時は愁いを帯びた、R & B のメロディー・・・彼女は信仰心が厚いせいか、CD売り場では彼女のアルバムはソウルミュージックのコーナーにあった。そういう(信仰心という)意味ではソウルフルでもある・・・は聞くものを魅了せずにはおかない。

アメル・ベント.JPG

 とりわけこの「私の哲学」はいい。ただし、訳は「哲学」としたがこの場合 philosophie はそれほど堅い意味ではないだろう。よく使われる「ポリシー」に近いような気がする。
 この歌は、2006年の「ソワレ・デ・ザンフォワレ(愚者たちのコンサート)」においては、5人によって次々とリレー式に歌われた。これがまた、アメル・ベントのオリジナルと違ってすばらしい。
 登場する5人は、カレン・ミュルデール、エレーヌ・セガラ、コルネイユ、ジュリー・ゼナッティ、ロリー、サンドリーヌ・キベルランという豪華メンバーだ。この中で唯一の男性歌手コルネイユは今日本のテレビコマーシャルにも出ているのでおなじみだろう。
2006年と言えば、彼女が Victoire 賞のニューフェイスに選ばれ、「ソワレ・デ・ザンフォワレ(愚者たちのコンサート)」に初めて参加した年でもある。ショーの中でアメルは、パトリック・ブリュエルやルロワと肩を並べて、「Con te partiro コン・テ・パルティーロ」をイタリア語で堂々と歌った。
 彼女の物怖じしない、度胸の良さにはびっくりさせられる。まさに『私の哲学』そのものを地で行っているのだ。

♪♪♪私の哲学♪♪♪

私の哲学は一つだけ
あるがまま受け入れられること
何を言われてもいい
私は拳を突き上げたまま

セガラ.JPG
《順にエレーヌ・セガラ、カレン・ミュルデール、コルネイユ、キベルラン》

いいときでも悪いときでも
私は混血、でも殉教者じゃない
心も軽く前進するわ
でもいつだって拳を突き上げて

頭を上げること、胸を張ること
たえず努力に努力を重ねること
人生に選択の余地はない
私は王より強いエースなの

私たちの苦痛も、私たちの違いも
そしてあの絶え間のない悪口も気にしない
私は拳を突き上げる
より高々と、ずっとずっと遠くへと

月に狙いを定めても
私はビビりはしない
たとえ消耗し尽くしても
ずっと信じる、心から

犠牲が
必要なら、払うだろう
犠牲ならもう前から払ってきたけど
でも、いつだって拳を突き上げて

拳.JPG
《馬乗りで拳を突き上げるミュルデール、セガラ、ロリー》

私はあの娘たちなんかとは違う
服を脱がされ、じろじろ見られるあの女たちとは
私だって、セクシーな体つき
それはハートを熱っぽくさせる

下町育ちの娘だもの
私は覚えたわ、貧乏よりも
恋のほうがずっと自慢、宝石よりも
ハートのほうがずっと自慢できるって

私の哲学は一つだけ
あるがまま受け入れられること
力強く、微笑みながら
未来に向かって拳を突き上げて

ロリー.jpg
《ロリー、キベルラン、ゼナッティ》

頭を上げること、胸を張ること
たえず努力に努力を重ねること
人生に選択の余地はない
私は王より強いエースなの


作詞: M. ジョルジアード、A. ベント 作曲: ブレール・マキシャン
スポンサーサイト
ポップ・フランセ | 21:15:02 | Trackback(0) | Comments(1)
コメント
承認待ちコメント
このコメントは管理者の承認待ちです
2014-08-26 火 04:13:05 | | [編集]
コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

FC2Ad