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ジェラール・ルノルマンの『ミシェル』
 僕がルノルマンを知ったのは、『ミシェル』という曲を偶然耳にした時です。この歌を聴いた時、とても懐かしい気持ちになり、どうしても歌手を知りたくなって、八方手を尽くしたことを覚えています。現在のようにパソコンで検索、というようなものがなかった時代でした。
 だから、パリで彼のアルバム『ジェラール・ルノルマンの世界』を見つけたときの喜びは今でも忘れられません。

Lenorman.JPGジェラール・ルノルマン(『ルノルマンの世界』から)



《次のURLをクリックすると『ミシェル』を聴くことができます》
http://www.youtube.com/watch?v=XhUHdjtgB7c


 リセ時代の、甘酸っぱい恋の思い出を歌ったこの「ミシェル」は、作詞・作曲ともルノルマンではありません。このことは、彼が、いわゆるシンガー・ソング・ライターだけではなく、歌手としての実力も充分兼ね備えていることを物語っています。
 彼のオリジナル曲については、以前「もし僕が大統領だったなら」を紹介したことがあります。こちらも見て下されば幸いです。
 
 余計な疑問でしょうが、ルノルマンについては、どうしても発したくなる疑問があります。それは、どうして彼は「アンフォワレ」のメンバーにならないのか、ということです。メンバーになろうがなるまいがまさに彼の自由ですから、まったく余計な疑問です。ですが、あえて疑問を呈したくなります。
 というのは、彼はコリュシュとは因縁浅からぬ関係にあった筈だからです。彼の曲「もしも僕が大統領だったなら」の中で、「愉快大臣のコリュシュ」というように固有名詞を使っていますし、なによりもコリュシュが大統領選挙に立候補した時(1981年)、150人の推薦人の中に名を連ねているからです。
 「ソワレ・デ・ザンフォワレ」に出演したことのない有名歌手はもちろん他にもいます。たとえば、イヴ・デュテイユ、ミシェル・ポルナレフ、エンゾ・エンゾ、テテ、ジュリエット・グレコ、アンリ・サルヴァドゥールなどなどです。まあ、グレコやサルヴァドゥールはもう年が年ですから、無理としても他の人は見たいものですね。

 話が、横道に入ってしまいました。
 また「ミシェル」に戻ります。次に歌詞の訳を書きますが、それをお読みになればお分かりのように、詩の中の「僕」はビートルズ世代、題名の「ミシェル」も、ビートルズの名曲を意識しているのかもしれません。ちなみに、ミシェルは英語で言えばマイケルのことですから、英語圏には女の子の名前としては少ないかもしれません。

「ミシェル」

作詞:ディディエ・バルブリヴィアン
作曲:ミシェル・シヴイー



君はやっと15歳
髪にはリボンがついていた
大宮殿のすぐそばに
君は住んでいた
毎朝君を呼び出して
一緒に電車に乗って
リセに通ったね
ミシェル、僕は君のすぐそばに
座って休み時間を待ったものさ
カフェに行ってココアを飲んだり
君にキスするために

ある日、君は17歳になり
風に君の髪はなびいてた
そしていつも君は歌ってた
おお、イエスタデー
木曜の午後ともなれば
二人で映画館に通ったね
マリリンの映画を見るために
ミシェル、十二月のある晩は
屋根に雪が降ってたね
君と僕、二人だけ
初めて一緒に
眠ったね

時はゆっくりと過ぎて行き
夢の国への旅立ちを
君に捧げたシャルマン王子の
魅力もついに色あせた
風の便りで知ったよ、この春の
四月に君は結婚し
パリで暮らしていることを

ミシェル、こんなことみんな遠いことだね
通りや、愉快なカフェ
郊外電車さえ
君のことをも、僕のことをも知らん振り

ミシェル、こんなことみんな遠いことだね
通りや、愉快なカフェ
郊外電車さえ
君のことをも、僕のことをも知らん振り
僕のことを知らん振り

[注]
シャルマン王子とは、童話「眠りの森の美女」で、姫の百年の眠りを目覚めさせる王子のこと
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ポップ・フランセ | 07:03:32 | Trackback(0) | Comments(0)
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