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石田明生

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パリ旅行
8月27日(月)
 昨日は埼玉県知事選の投票日でした。他の候補の人には失礼ですが、何だか最初から決まっているような腑抜けた選挙です。そのせいでしょうか、投票率は27.67%となり、過去最低を記録しました。
 低投票率の選挙のたびに複雑な思いにとらわれます。こんなわずかの支持を受けて当選する候補者というのはどんな思いを抱いているのでしょうか。27.67%の支持を得たのではないのです。それだけの数字が投票した人の割合で、支持の割合はまたそのうちの70%に過ぎないのです。つまり、有権者を100人とすれば、約28人が投票し、そのうち約19~20人が当選者を支持しているに過ぎません。
 それが埼玉県の知事です。


 選挙という貴重な民主主義の手段は、特に地方の場合少々形骸化の道を歩んでいるのではないでしょうか。宮崎の知事選のように、芸能人が出馬しなければ、活性化は不可能なら、気骨のある芸能人、作家(田中康夫のように)、芸術家の方達に地方の知事選や市長選に出馬を請いたくなってしまいます。黒川なにがしや石原なにがし(故横山ノック氏や故青島幸男氏もそうでしたが)たちは本当は地方の知事選に出たらおもしろいのですが・・・

 なんてことを今日の新聞を読みながら考えていました。
 明日は、パリに出発します。
 今回はどんな旅になるでしょうか。以前書いたモディアノの小説『ドーラ・ブリュデール』の舞台を歩いてみようかな、なんて考えています。モディアノはこの小説を・・・他の作品もそうですが、とりわけトポロジックに書いています。小説の中で、通り名や広場名、病院や映画館が執拗にあげられます。そのひとつひとつ、つまりモディアノが見た通りを、モディアノによるとドーラが歩いたと思われる通りを、ドーラが寄宿した学校を、小説を読みながら見て歩いたら・・・実在の地名・建物名の文章における位置の確かさ、文体の力を確認できるかも知れません。
 また、もう一つのテーマは、19世紀のパリです。今回はヴィクトール・ユゴーの『レ・ミゼラブル』に現れるパリを見て歩こうと思っています。そうすることによって以前から考えているテーマ《エッフェル塔とサクレ・クールという対立項》の本筋が見えてくれば、と思っています。
 実際は、今述べた二つのテーマは今回の短い旅行では欲張りに過ぎるでしょう。ほんの少しでも見えれば、それでいいのです。
 では、このブログも少し休みになります。というのは、僕の滞在先はインター・ネット環境ではないからです。9月の中旬に再会しましょう。
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雑感 | 16:57:26 | Trackback(0) | Comments(2)
コメント
パリではお世話になりました
パリでは大変お世話になりました、田原母娘です。
その節は、本当にありがとうございました。
お陰さまで、思いのほか多くの芸術に触れる事ができ、本当に楽しく有意義でした。私も娘もすっかり嵌ってしまいました。またパリに行きたいと思っています。

それでは、取り急ぎお礼まで
2007-09-10 月 22:29:39 | URL | TAHARA NAOMI  [編集]
TAHARA 様

旅の楽しみの一つはなんといっても、人と人の出会いです。
ソルフェリーノ橋のたもとに立つ「トーマス・ジェファーソン」の胸像に興味を持った母・娘がいるな、と頭の片隅にインプットされたお二人が偶然、オルセー美術館に入場するときに列の前後になるとは・・・
あの節は、こちらこそたいへんお世話になりました。昼食までごちそうになり、自分の厚かましさに今更ながらあきれかえっています。
僕のほうは、お二人とお別れした後,モンパルナス駅近くに、安宿(シャワー・トイレ付きで45ユーロ)を無事見つけることができました。
TAHARA さんは翌日ルーブルを堪能なさったでしょうね。
このブログでルーヴルを少ししか取り上げていませんが(『手の語りかけるもの』),ご覧下されば幸いです。
では、失礼します。
2007-09-15 土 00:26:23 | URL | [編集]
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