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石田明生

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2007年夏のパリ旅行記(6)・・・オルセー美術館、ローラー・ブレイド爆走
9月2日(日)

 今日は、リヨンから親戚が来て,僕が滞在している部屋を使うので、地方に一泊旅行してくれないか,と提案された。もちろん喜んでOKをした。そこで、どこへ行こうか考えた。いざ行こうと思うと色々ある。というよりもあり過ぎて困るのだ。予定表を見る。今日の予定はオルセーかルーヴル美術館、あるいは両方を見学とある。そうか、今日は第一日曜日なのでどちらも入場料が無料なのだ。無料の日を見送って,地方に旅行することもあるまい。パリで一泊すればいいのだ。
 そこで、誰も滞在などしていなかったかのように、元通りに片付けて、オルセー美術館に向かった。メトロの「テュイルリー駅」で下車して,テュイルリー庭園を横断し,ソルフェリーノ橋を渡る。これが大好きなコースだ。

宣伝.JPG
【メトロ駅構内の宣伝】
ヴェルサイユ宮殿の「鏡の間」の修復完了を伝えている。
日本人の絵はがきを使っているところがおもしろい。



庭園.JPG
「テュイルリー庭園」

橋.JPG
「ソルフェリーノ橋」二重の歩道橋が中央でひとつになる。

美術館.JPG
「オルセー美術館」


 ちょうど9時についたが無料の割には列は短かった。僕の後ろに並んでいた母・娘(大学生)と話をしていたら,退屈もまぎれた。というのも、開館は9時半だったからだ。結局、そのお二人と一緒に回ることになった。彼女たちは生まれて初めてフランスに来て、初めてフリータイムを過ごしているらしい。大きなお世話だったかもしれないが,つい絵や彫刻の説明をしてしまう。

クローデル.JPG
カミーユ・クローデル作『成熟時代』

青銅時代.JPG
オーギュスト・ロダン作『青銅時代』

科学.JPG
エルネスト・バリアス作(1841-1905)『科学の前でヴェールを脱ぐ自然』
この、色大理石と縞瑪瑙で作られた作品は1895年政府の要請による。
19世紀末の科学万能主義をよく表している。


 ずいぶんおしゃべりな男と思われたかもしれない。フランスに来て,6日目、初めて日本語をしゃべったせいか。

屋上.JPG

美術館の屋上から


 母・娘水入らずのところに昼食までおじゃましてしまった。
 日曜日で、閉まっているレストランが多いので、サン・ミシェル界隈に足を運んだ。ここなら開いている店が多い(しかも値段が安い)。どこに入ろうか悩んだが,典型的・大衆的なフランス料理のレストランにした。10ユーロの定食とキャラフ・ワイン(500ml・8ユーロ)を注文した。
 結局、昼食代まで出していただくことになってしまった。ギャルソンの前で「私が出す」「僕が出す」のやり合いをフランスでは見たことがない。そんなことであまえてしまった。「こちそうさま。マダム・T」

 食後はノートル・ダムから右岸まで三人でぶらついた。途中で,運が良いことにローラー・ブレイドの爆走(というよりも滑走)に出会った。パリでは時々、老いも若きもみんなローラー・ブレイドで大通りを走り回ることがある。この度の規模は百人もいないような小規模だったが、それでもパリにいることの楽しさがこみ上げて来る。「サ、セ・パリ!(これがパリだ!)」

ローラー.JPG
セーヌ川沿いの「ケ・ド・モンテベッロ通り」を滑るローラー・ブレイド

おまわりさん.JPG
おまわりさんもローラー・ブレイドでしんがりを勤める。


 彼女たちは「カール・ルージュ」という二階建ての観光バスに乗って観光を続けた。
 さて、別れた後はホテル探しとなった。モンパルナス界隈にしようと初めから決めていた。それが大成功。一軒目で,決まったからだ。45ユーロでシャワーとトイレ付きなら、まずまずだろう。しかも,モンパルナス駅から徒歩3・4分なのだ。朝食代も5ユーロと書いてある(これは非常に安い。普通,7から11ユーロ)。

ホテル.JPG

「ホテル・ド・ラ・トゥール」ここの主人(?)は「日本に旅行したい」と盛んに言っていた。日本に帰ったら「このホテルを宣伝しておきますよ」と言ったら喜んでいた。e-mail アドレスを訊いたら,ないので,fax で予約してくれとのこと。fax: 01 40 47 04 31 tel: 01 43 20 67 09


 宿が決まったら,散歩となるが,どこにしようか。ふと、コリュッシュの本を思い出した。モンスーリ公園近くの彼の家があったと思われるガザン通りを歩いてみよう。疲れたら,公園で休めばいい。

公園.JPG
【モンスーリ公園】


 まったくその通りになった。帰りは「サン・タンヌ病院」からアレシア通りを歩いて,メトロのアレシア駅から帰った。

教会.JPG
メトロ「アレシア」駅近くの【サン・ピエール・ド・モンルージュ教会】


 まだ明るいうちにまっすぐホテルに戻るのも業腹なので,ヴァヴァン駅で途中下車した。ヴァヴァンの交差点は、モンパルナスの芸術家たち,モジリアーニ、フジタ、ピカソなどなどが頻繁に出入りしたカフェ「ロトンド」と「ドーム」が向き合っていることで有名だ。

ドーム.JPG


窓.JPG
カフェ「ドーム」のウィンドゥ


 夕食はホテルの近くでビールとパンを買って,部屋で済ました。テレビがあるので、退屈しない。テレビをつけたら,「ソワレ・デ・ザンフォワレ(愚者たちのコンサート)」の常連、ピエール・パルマードとリアーヌ・フォリーがお笑いをやっていた。
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パリ旅行記(2007年) | 14:27:30 | Trackback(0) | Comments(5)
コメント
ヴェルサイユ、鏡の間が修復完成したのですね。
しかもそれをお知らせする看板が、メトロのところに、日本語で!
C'est bien! といった感じですねwww

ホテルの名前も、覚えておこうかと思います
2007-09-20 木 00:13:10 | URL | titanx2 [編集]
titanx2さん、こんばんは。
このホテル、例の「ホテル・オデッサ」から、歩いて1・2分です。今度使えるチャンスがあるといいですね。
2007-09-20 木 20:28:05 | URL | [編集]
えぇ! あんな近辺でしたかw
じゃあ、今度行くときのために、メモっておきますwww
2007-09-20 木 22:06:40 | URL | titanx2 [編集]
あの時はどうもお世話になりました。
パリでご一緒させていただいた田原(娘)です。
余計なお世話だなんてとんでもない!!とても楽しませて
いただきました。
あの後、カー・ルージュに乗って市内をぐるぐる回った後、
凱旋門の上に上りました。屋上からモンマルトルの丘を見た私達は
行ってみたくなり、向かうことにしました。ブランシュ駅で下りて、
ムーラン・ルージュの前を通ると、カップルたちが並んでいました。
すごくはしゃいでいるようすでした。
私たちはゴッホの家を探しましたが、なかなかみつからず・・・
ガイドブックによると駅から徒歩6分なのに、30分歩いても見つからない!道はまちがっていないはず・・・もときた道を注意深くいくと、ようやく
見つかりました。あまりにも普通なアパートで、小さくゴッホの名前が
刻まれているだけだったので見落としていたのです。
それにしてもあそこらへんに住んでいる人たちは、ゴッホの家だと
いうことを知らないのでしょうか??私たちがパシャパシャ写真を撮っていると、何を撮っているのかきょろきょろと探しているようすでした。

長くなってしまいましたが、パリにはまた行きたいと思います。
そのときはまたパリで会えるといいですね。
2007-09-21 金 18:41:33 | URL | TAHARA YUKO [編集]
わざわざ、お便りありがとう。
宿探しに行きましたが、見つかった後は暇でしたので、TAHARAさんのメッセージを読みますとモンマルトルをご一緒すれば良かったかな・・・というのはゴッホの家もサクレ・クールもご案内できたかもしれないのに・・・そう思いましたが、お二人で苦労して見つけたのも貴重な思い出かも知れません。
確かに、ゴッホ兄弟が数年そこに住んでいたことなど、地元の人はピンと来ていないかも知れません。それよりも、そのすぐ近くのカフェ「ドゥー・ムーラン」(映画『アメリー』の舞台)のほうが有名かも知れません。
もしよろしかったら、フランスのポップ・ミュージックについての記事をご覧下さい。こんなことから、フランス文化研究に入り込めるかも知れません。ご質問がおありでしたら、僕でよろしかったら、どうぞご遠慮なく。
色々な可能性があります。頑張って・・・
2007-09-21 金 21:59:02 | URL | [編集]
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