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石田明生

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2007年夏の旅日記(9)・・・カルチェ・ラタン
9月5日(水)快晴
 いよいよ今日は4人が到着する日だ。予定通り来れば良いが。今頃はもう飛行機に乗っていることだろう。
 午前中、最終確認のためにインターネット場に行き、メールを見る。問題はないらしい。
 近くのカルチェ・ラタンを散歩する。

シャキペッシュ通り.JPG
ユシェット通りからセーヌ川に抜ける道「釣りをする猫通り」

 この風変わりな名前の狭い道は1540年来、知られている。由来は、店の看板によるものらしい。


 最初に「クリュニー美術館」に立ち寄り、外部の写真を撮る。中は何度も入ったことがあるので、入らなかった。「一角獣と貴婦人」のタピスリーは何度見ても飽きないのだが・・・

クリュニー.JPG
クリュニー美術館中庭の井戸

クリュニー.JPG
クリュニー美術館中庭

フーコー.JPG
コレージュ・ド・フランスの前の小さな広場にフーコーの名が冠せられた。


 この近くに、前から入りたかった、「コレージュ・ド・フランス」があるので、見学しようと思っていたのだ。ここはフランスの知性と言われている所だ。誰でも無料で聴講することができる。もちろん今は夏休みなので、開講していないが、プログラムだけでももらえたら、それでいい。

コレージュ.JPG
コレージュ・ド・フランス入り口

中庭.JPG
コレージュ・ド・フランスの中庭に立つシャンポリオンの像

ソルボンヌ.JPG
ソルボンヌ大学


 ソルボンヌと名門中の名門リセ「ルイ・ル・グラン」の間を抜け、パンテオンに出る。

パンテオン.JPG
【パンテオン】この穹窿を利用して、フーコー(こっちは物理学者のフーコー)は振り子を吊るし、
地球の自転を証明した。パンテオンは偉人たちが眠る霊廟。


するとパンテオンの隣のホテルが気になった。こんなことが書いてある。
 「このホテルにおいて、1919年、春爛漫、アンドレ・ブルトンとフィップ・スーポーは、自動筆記法を編み出し、『磁場』を書き上げ、シュールレアリスムを誕生せしめた」

美術館.JPG


ほてる.JPG
「Hotel des Grands Hommes (偉人ホテル)」


 そうか、ここがシュールレアリスム誕生の地だったのか。スイスで生まれた、トリスタン・ツャラ率いるダダイスムがパリにやって来るのはいつだったっけ。結局は方向性を有しないダダイスムは、シュールレアリスムに吸収される。ブルトンとスーポーはその中心的存在だ。
 カルチェ・ラタンの散歩はやはり文学臭がただよう。

 昼時になったので、なんとなく足はムフタール通りに向かう。ムフタールは食欲増進通りとでも言うのだろうか、歩いていると空腹感に襲われる。それもそのはずだ、軒並み食堂、レストラン、テイクアウトの店が並んでいるからだ。

落書き.JPG
「ムフタール」と交差する「ポ・ド・フェール通り」の落書き

落書き2.JPG
「ムフタール」と交差する「ポ・ド・フェール通り」の落書き

演歌師.JPG
ムフタール通りのミュージシャン


 とりあえず一番下まで降りてみる。このムフタールの終わる所に、サン・メダール教会がひっそりと立っている。この先にジャン・バルジャンはコゼットともに潜んでいたのだが、ついに、ジャベールにあぶり出されてしまう。その時ここを通って、植物園の方に抜け、オーステルリッツ橋を渡り、右岸に逃げるのだ。
 もちろん当時は、ムフタール街はこんな盛況をきたしてはいなかった。むしろ、皮の鞣し屋が多かったので、臭かったかもしれない。「ムフタール」とは、「不快な臭い」を意味するからだ。
 結局、パニーニ(イタリア風サンド)を一つ買って、アレーヌの遺跡で食べることにする。パリには古代ローマの遺跡がそこここに残っている。最も有名なのが、先ほどのクリュニー美術館のクリュニー浴場跡だ。しかし、このアレーヌ(円形闘技場)もなかなかのものだ。ここは、モニュメントとして気取りなく、誰でも自由に入って昼食を楽しめる憩いの場だ。古代ローマの遺跡が巨大なランチ・テーブルとはなんと贅沢な・・・

アレーヌ.JPG
古代ローマの闘技場(アレーヌ)跡

像.JPG
古代ローマの闘技場跡の像


 彼らが来る前にすべきこと? タチで買い物だろうか。何を? とりあえず、昼食後、18区の安売りデパート「タチ」に行く。
 半年ぶりのタチだったが、すっかり変わってしまった。食卓用品のスペースが減り、以前の面白みがなくなった。残念だ。面白い台所用品があれば彼らに買って行こうと思ったのに。
 彼らは17時半に到着予定なので、オペラ座横のバス停に3時頃行く。というのは、少し早めに飛行場に着き、アエロフロートの乗り場を確かめたかったからだ。実際、時間があったのでのんびりとナヴェット(飛行場内の無料の循環バス)に乗った。
 結局、彼らの飛行機はほぼ予定通り到着し、無事合流を果たす。
 みんな元気だったので、モノプリで買い物をしたあと、勇躍エッフェル塔に向かった。

エッフェル塔.JPG
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パリ旅行記(2007年) | 21:04:59 | Trackback(0) | Comments(2)
コメント
お友達と無事に合流されたんですね。
スキピオさんの案内なら何処を歩いても楽しめますね。
ほんとうに羨ましいです。
この後、どんな旅になったのでしょうか?楽しみにしています。
2007-09-28 金 21:16:11 | URL | TAHARA NOMI [編集]
TAHARAさん、ご覧下さり、ありがとうございます。
仲間と合流した後は・・・
毎夜毎夜、宴会で日記を書くひまがありませんでした。ですが、まわった所を写真を中心に書いてみるつもりです。
夕べは、今フランスで最も人気のあるシンガー・ソング・ライター、ラファエルのライブに言って来ました(東京の日仏学院にて)。
これもブログで紹介するつもりです。
では・・・
2007-09-30 日 07:47:15 | URL | スキピオ [編集]
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