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石田明生

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2007年夏のパリ日記(11)・・・モン・サン=ミッシェル
9月7日(金)快晴

 今日は、モン・サン=ミッシェルへの日帰り旅行の日だ。
 パリ・モンパルナス駅からレンヌまで高速列車TGVで約2時間、レンヌ駅からモン・サン=ミッシェルまでバスで約1時間、往復約6時間の旅行になる。
 TGVの切符は、一ヶ月前に我が家のパソコンで買った。行きは25ユーロで帰りは37ユーロだった。フランスの鉄道はほとんどすべて国鉄だが、かつての日本のように(今でも?)料金は一定ではない。乗客の利用度に応じて様々な値段になるのだ。今回の料金はいずれにしても通常料金が50ユーロ以上はするから、割安であることに変わりはない。
 8時5分発のTGVに乗るべく、オペラ座近くのアパルトテルを6時過ぎに出て、メトロでモンパルナス駅に行く。

駅.JPG
モンパルナス駅外観、ラグビーのワールドカップ一色だ。



ラグビー.JPG
駅構内のエスカレーターもラグビー

ラグビー2.JPG


ラグビー.JPG
発車ホームまでも、ラグビー人形が飛び交う。


 この度の日帰り旅行で唯一の計算違いはモン・サン=ミッシェル行きのバスの発車時間が約1時間ずれたことだ。インターネットであらかじめ調べておいた発車時間は10時半頃だったが、実際はその1時間後だった。これは、もう少しで致命的になるところだった。というのもモン・サン=ミッシェルからレンヌ駅までの帰りのバス発車時刻は15時半頃というのは変わりがなく、見学時間が1時間少なくなってしまうからだ。
 そこで急遽予定を変え、モン・サン=ミッシェルでのゆっくりとした昼食をあきらめて、レンヌで早い昼食をとることにした。レストランはまだ開いてないので、駅のクレプリー(クレープ専門店)で、そば粉のクレープ=ガレットを食べ、シードルを飲んだ。本当はゆっくりとクレープ料理を楽しみたかったが、しかたがない。というのは、ブルターニュといったら、そば粉のクレープ料理が名物だからだ。
 レンヌからバスに揺られること約一時間、モン・サン=ミッシェルの偉容が海上に見えて来る。

ミシェル.JPG

海上に浮かぶモン・サン=ミシェル修道院、
と書きたかったが、我々が行った時ちょうど引き潮のときだった。バスの窓から撮る。


参道.JPG

修道院の参道入り口

修道院内.JPG

修道院最上階の礼拝堂
ちょうどミサの真っ最中だった。


回廊.JPG

修道院内の回廊

聖ミカエル.JPG

修道院の頂上にいる聖ミカエル

モン・サン=ミシェル修道院.JPG

モン・サン=ミシェル修道院

レンヌの町.JPG

レンヌの町はブルターニュ地方の首都、中世の街並みが残る旧市街は美しい。「サン=タンヌ広場」


 帰りは15時半頃のバスに乗り、再び約一時間かけて、レンヌの町に戻る。予約したTGVの発車時刻までまだ二時間近くあるので、駅から地下鉄に乗って旧市街に行く。
 レンヌの地下鉄はすばらしい。3年くらい前にできたばかりなので最新の技術が使われているのだろう。もちろん運転手はいなくて、すべてコンピューター制御となっている。しかし、この地下鉄がすばらしいのはそのためではない。地下鉄の経営者(多分レンヌ市)が、乗客に対して「性善説」をとっているからだ。つまり、乗客が切符を買うのは同じだが、それをチェック(コンポステ)するのは自ら機械にし、それ以外改札も何もないのがすごい。乗客が「ずる」をしないことを前提としているのだろうか。
 この考え方はカフェの支払いにも現れている。というのは、フランスではカフェの支払いはテーブルでボーイさんに直接するのだが、担当のボーイさんが忙しくてテーブルに来ないとき、客はテーブルに料金を置いてそのまま出て行ってしまうからだ。ボーイはそれをひまになると回収している。これも一種の性善説かもしれない。客が「ずる」をしないという前提に立っているからだ。もっとも、このケースの方がボーイは喜ぶかもしれない。というのは、いわゆる「つりはいらない」が多いからだ。
 ちなみに今回も何度か郊外列車に乗ったが、一度も検札はなかった。改札も何もない国鉄もやはり一種の性善説をとっているのだろうか。さすがに超特急のTGVでは行きも帰りも一度ずつ検札が来た。が、途中駅から終点までは往復とも来ていない。つまり、日本で言えば東京から京都まで乗ったとして、行きは東京・名古屋間で検札はあったが、名古屋・京都間ではなかったということだ。帰りは京都・名古屋間であったが、名古屋・東京間ではなかったということになる。超特急でもやはり日本と比べるとのんびりしたものだ。

 18時35分発のTGVに乗り、パリに戻る。夕食はレンヌ駅でビールとパンを買い込み、5人でわいわいやりながら、車中ですます。これだから列車の旅は楽しい。
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パリ旅行記(2007年) | 22:00:20 | Trackback(0) | Comments(0)
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